慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

11月は極楽のガイドブック、浄土三部経のお話をします。

f:id:jiunji:20211024201744j:plain

浄土三部経のお経巻

 

 今日(10月24日)は、毎月慈雲寺で行っている「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。気温はだいぶ下がってきましたが、まだ本堂を締め切るのは心配なので、冷たい風を我慢していただきながら、聞いていただきました。

 テーマは「お経ってそもそも何?」というもので、お経の成り立ちや、いったい何を目的としたものなのか、内容がわからなくても読むだけで功徳があるのか?、暗記しないとだめなのか?など、基本にもどって「いまさら聞きにくいなぁ」という疑問にお答えしようと思って選んだテーマでした。

 レジメは40枚用意したのですが、数枚足りないくらいでした。仏教に興味を持ってくださる方が少しずつ増えていくお手伝いができることは、僧侶にとってこの上ない喜びです。こちらも勉強して、用意をしっかりしなければと改めて思いました。

 

 さて、来月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、11月21日(日)10時より行います。テーマは、「極楽のガイドブック、浄土三部経」です。

 阿弥陀仏や極楽について説いているお経はたくさんありますが、『阿弥陀経』、『無量寿経』、『観無量寿経』の三つの経典は、浄土宗鎮西派浄土宗西山派浄土真宗など、浄土系宗派の根本経典とされています。

 浄土三部経には、阿弥陀仏がすべての衆生を救うためにどのような誓いを立て、その誓いが成就されたのかが説かれている他、美しく豊かな表現で極楽の素晴らしさが語られています。

 これらの経典に親しめば、阿弥陀仏の救いをより身近に感じることができるでしょう。ぜひご一緒に学んでみましょう。

 どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

 慈雲寺へのアクセスについては、慈雲寺のホームページ jiunji.weebly.comのcontactのページをご覧ください。