慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、12月19日10時より行います。テーマは仏教の考える「理想の生き方」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

まずは選挙に行きましょう!

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 「庵主さまぁ、今度の選挙は誰にいれるかね?」

 今朝、境内の掃除をしていたら、犬の散歩の途中で時々お寺に寄ってくださるHさんがニコニコしながら話しかけてくれました。

 宗教は、政治とできるだけ切り離しておくのが民主主義の原則です。もちろん、公明党創価学会自民党統一教会日本会議との関係を考えれば、現実はしっかり結びついています。当然のごとく、野党でも宗教団体との結びつきは票田として大切にしているでしょう。

 人間の苦しみに正面から向き合うのが仏教の基本ですから、社会のありさまには当然深い関心があるし、政治にも目をそむけるわけにはいきません。

 しかし、政治的、思想的にどのような考えを持っている方でも、慈雲寺は大歓迎ですので、慈雲寺の住職として、どの政党、どの政治家を選ぶのかを公にすることは控えたいと思います

 でも、選挙は行きますよ!

 コロナ禍の稚拙な対応や利権まみれのオリンピックの強行、「親がちゃ論」が生まれるほどの社会格差をみて批判する人は多いでしょうが、それを許してきたのは私たちです。

 民主主義は、選挙で国民が自分たちの意思を示すというのが第一歩です。50%近くの人が選挙に行かないのに、文句ばかり言うわけにはいかないでしょう。

 もちろん、今の政権に有利な選挙制度という指摘もあるので、「どうせ投票しても」という無力感、「投票したい人がいない」という不満もあるでしょう。それでも、やはり、まずは投票です。

 幸いなことに、今はネットで何度も各党の党首の演説や討論会の様子を見ることができます。新聞も数紙を比べてみるといろいろと面白いことに気がつくでしょう。

 誰かに指示されたからとか義理だからというのではなく、自分の意思で人と政党を選び、まずは選挙に行き、私たちの大切な権利である投票権を行使しましょう。