慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

皆さまのおかげで4年過ぎました。

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 昨日、3月15日は慈雲寺の第四世光田凖眞上人の祥月命日でした。4年前の今日、カナダで先住民の遺跡の取材中だった私は、「師僧が遷化されたので、ただちに日本へ戻りなさい」という知らせを受けました。

 そして、飛行機を乗り継いで桶狭間へ駆けつけてから4年がたちました。4年も慈雲寺の住職をさせていただいているのですから、もう「新米庵主」と言って、ゆるされるはずもないですが、あいかわらずオロオロするばかりの毎日です。

 この四年間、本当に多くの方々に助けていただきました。心より深く感謝申し上げます。

 昨日も、私がなまけていたせいで、伸び放題になっていた植木や垣根を慌てて刈りました。EさんとVさんが、助けてくださらなかったら、とてもできることではありませんでした。手助け・・・ではないですね。EさんとVさんが主に働き、私はうろうろしていただけでした。

 先代さまは、とても優れた方で、多くの人々に慕われていた方です。そのおこぼれ(?)をいただいての4年間でした。これからは、自分で少しずつ皆さまの信頼をいただいていけるように努力しなければと思いながら、なかなか手足が動きません。

 不甲斐ない住職で申し訳ありませんが、どうかこれからもよろしくお願いいたします。

◎今日の写真は慈雲寺の門です。この門は、尾張藩御典医だった相羽家の門を移築したものです。慈雲寺は相羽家の一寄進で建てられた寺院で、その為、山号を相羽山慈雲寺といいます。