慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

2月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、2月19日(日)10時より行います。テーマは「祖師たちの考える<老いと死>です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

冬の月も良いものです・・・満月写経の会のおさそい

冬の月は格別な美しさで輝きます 先ほど空を見上げたら、ふっくらと丸みをおびた月が出ていました。満月まであと二日です。 慈雲寺では、毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を催しています。 今月は2月6日が満月です。夜7時半より、『般若心経』の読経を…

転んだら、ゆっくり起き上がれば良い

デスバレーで見た、サボテンの花です。青いそらと良く合う美しい花でした。 私はスリッパを履くのが苦手です。うまく歩けなくて、躓いてしまったりしがちだからです。特に、お説教などでお寺に行くと出して下さる金襴のスリッパは、お断りするのも難しく、い…

国際交流の第一歩は宗教的慣習や儀礼への理解

寒い日が続くので、灼熱のイメージの写真をご覧にいれましょう。アメリカのデスバレー。夏になると40度を超える日が続きます。でも、乾燥しているので、影に入れば涼しいですよ。 先日の中日新聞に「技能実習 宗教配慮道半ば」というタイトルの記事が出てい…

「布施」はお金ばかりではありません

お布施というとこのような紙包みを真っ先に思い浮かべるでしょうが・・・ 今日は、このブログがご縁になって慈雲寺の講座などに参加するようになったという方が、訪ねてきて下さいました。講座の時に、「自分独りでは掃除などが行き届かないので、助けてくだ…

一年の暮らしは旧暦の方が良いなぁ・・・

蝋梅が満開です。これからしばらくは慈雲寺の「梅花シーズン」。ま、蝋梅は梅の一種ではないそうですが・・・・ 22日は旧暦(太陰暦)の新年でした。カナダではアジア系の人たちは旧暦で新年を祝うので、私のところにもたくさんメールや電話が来て嬉しく過…

女性の出家の機会をもっと広く! Part 5 慈雲寺の場合(その2)

え~慈雲寺の庵主です。立派な尼僧様の像や可愛い尼僧のイラストでは、イメージがしにくいかもと思い、本人登場してみました。 感想はいろいろかと思いますが、「あら?!こんな感じの人でも尼僧をやれるのか・・・」と思っていただければ幸いです。 慈雲寺…

21日は初弘法。四国八十八カ所のお砂踏みもしていただけます。

日本各地を歩いた弘法大師 21日は弘法大師のご縁日です。慈雲寺は浄土宗西山派(西山浄土宗)に属するお寺ですが、弘法大師の御像にもご縁があってお祀りしています。 慈雲寺の弘法大師像は、弘法様の若い頃のお姿で、目には玉眼が入っており、生き生きとし…

女性の出家の機会をもっと広く! Part 4 慈雲寺の場合(その1)

このサイトは慈雲寺の行事のお知らせをしたり、住職の日常生活のひとこまをお伝えしたりするのがメインですが、もう一つ、女性の出家を後押しするという目的で立ち上げたものです。 このサイトを開いてから、何人もの方が「出家をしたい」と連絡を下さったり…

1月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「鎌倉仏教の祖師たち」です

上の絵は、鎌倉仏教を代表する祖師の一人、一遍上人とその弟子たちが、激しく踊りながら念仏する様子を描いたものです。 現在の伝統仏教のほとんどの宗派は鎌倉時代に生まれています。日本の宗教革命の時代ともいえる、この鎌倉時代には浄土宗を開いた法然、…

女性の出家の機会をもっと広く! Part 3

★Part 2 でお知らせした、今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日にちが間違っていました。1月15日(日)10時よりです。お詫びして訂正いたします。記事の方は訂正済みです。 さて、出家を志している女性に、少しだけ後押しするつもりで書いている記事を…

女性の出家の機会をもっと広く! Part 2

慈雲寺のこのブログの目的の一つは、出家を志している女性たちの背中を押すことです。Part 1 では、経済的な問題など、かなり俗っぽいことを書いてしまいましたが、このことを乗り越えるのは、まあ大した問題ではありません。 一番大切なのは、やはり「ここ…

明日(1月7日)は初満月。満月写経のお誘い

慈雲寺では、毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。 今年初の満月は今週の土曜日1月7日です。 夜7時半から、皆なで『般若心経』を読経し、毎月少しずつお経の内容についても学んでいきます。 必要な道具は揃っているので、手ぶらでおいで…

女性の出家の機会をもっと広く! Part 1

このブログは、主に慈雲寺で行われる行事のお知らせについて書いています。もう一つのテーマは、「女性の出家」です。このテーマについては、年に数回まとめて書き込んでいます。内容は毎回、ほとんど変わらないのですが、今、女性の出家希望者をかこむ状況…

空海さまのお言葉でお正月を過ごす

上のイラストは、ネットの無料画像からお借りしたものですが、かなりイメージ違うなぁ。弘法大師といえば、日本史上屈指の天才。もっとキリリとしたお顔のように想像しています。 年末に大掃除をしていたら、持っていることをすっかり忘れていた本が出てきま…

明けましておめでとうございます🌸一月の慈雲寺の行事予定

新年のお喜びを申し上げます。 除夜と修正会の法要を3人の方々と静かに行うことができました。法要を終えて、ゆっくりと入浴、熟睡しました。すっかりお寝坊。一年の始まりを「寝坊」というのは少々恥ずかしいかな?「のんびり」でスタートするもの悪くはな…

除夜の法要と修正会のご案内

残念ながら慈雲寺には釣り鐘はありませんが・・・ 年の瀬もいよいよ押し迫ってきました。まさに「師走」で、名古屋一ヒマなお寺というのが冗談ではない(とほほ)慈雲寺住職も走り回っています。 しかし、一年の最後はゆっくりと阿弥陀様のおそばで、この年…

大掃除をしていたら空海さま登場! Part 1

慈雲寺の大掃除は続行中です。一昨日からなんとも強力な助っ人まで現われて本当にありがたく思っているところです。それでも年内に終わるかなぁ~~~(泣) ところで、寺務室の片づけをしていたら、空海さまのお言葉を集めた本が出てきました。古本屋さんは…

大掃除には仏壇の掃除もお忘れなく

今日は冬至ですね。これから先は、毎日少しずつ昼間の時間が長くなってきます。寒いのは苦にならないけれど、日の出が遅いのは冬の苦しみですね。 さて、今年もあと10日足らず、毎日ぼんやり暮らしている私もお掃除に励んでいます。 大掃除の時は、お仏壇や…

終い弘法とお砂踏み

お砂踏みは四国八十八カ所巡礼と同じ功徳があると言われています 慈雲寺は現在は名古屋市に位置していますが、周辺はもともと知多郡の一部。弘法大師の信仰の篤い知多半島の文化圏にあります。 そのせいもあって、慈雲寺は浄土宗西山派(西山浄土宗)に属す…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは鎌倉仏教です。

上の絵は元寇の時に、元の兵士たちと戦う鎌倉武士の様子を描いたものです。今年のNHKの大河ドラマのテーマにもなり、鎌倉時代が注目されています。 律令政治から武士の時代への変化、元寇という未曽有の国難、そしてまさに末法の時代の到来を思わせる自然…

鎌倉仏教に大きな影響を及ぼした中国僧たち

五島美術館所蔵の無学祖元の書 今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は鎌倉仏教の生まれた社会的背景や当時の日本の仏教界の状況などの基本的知識をお話しようと思っています。 その準備のために、いろいろな資料を整理していたのですが、今まであまり興味…

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「鎌倉仏教 その1」です。

鎌倉仏教を代表する法然房源空上人の伝記『法然上人絵伝』 慈雲寺では毎月一回、身近な話題を取り上げて仏教のものの見方、考え方をお話する会を催しています。「講座」というタイトルはついていますが、どなたにも分かりやすいお話を心がけています。 12…

カルトの定義 Part 2

信楽で出会った可愛らしいタヌキたち 12月8日の成道会は、ちょうど満月だったので、満月写経の会においでになった5人の方々と一緒に、お釈迦様がお悟りを開かれた日を喜びました。 成道会の時は、大根を炊いて多くの方がお参りにくるイベントにするお寺…

成道会と開戦記念日に写経を

今日、12月8日は仏教徒にとって一年で一番喜ばしい日であり、同時にとても悲しい日でもあります。 12月8日はお釈迦様が悟りを開かれた日だとされています。仏教徒にとっては、何より喜ばしい日です。無暗な苦行をやめ、身を清め、スジャータの捧げる乳粥…

凍れる満月も良いものです・・・満月写経の会のお誘い

慈雲寺では毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。 今月は12月8日が満月です。7時半からご一緒に『般若心経』を読み、毎回少しずつその内容についても学んでいきます。 必要な用具は全て揃っていますので、手ぶらでご参加いただけます。読…

「カルト」の定義 Part 1

明日香で出会った小さな石仏 今朝、境内を見回りながら「ああ、菊ももうおしまいだなぁ」とちょっと寂しい気分になっていたら、なんと山茶花が咲いているのに気が付きました。「冬の間は私たちにお任せください!」と言わんばかりに元気良く咲いてくれていま…

12月の慈雲寺行事予定

明日香で出会った三尊仏。上品な表情が印象的です。 12月になりました。普段は悠々とした姿の先生も思わず走り回ってしまうという「師走」です。しかし、慈雲寺は住職が走りまわるような事態にはならない・・・はずなのですが、たまりにたまった事務処理や…

山の辺の道に地獄絵を拝みに行く Part2

地獄まで直接阿弥陀さまが迎えに来てくれる!? 私はさまざまな絵を使って仏の教えを説く、「絵解き説教」にとても興味があります。できるだけ多くの絵を使ってお話を組み立てたいのですが、残念ながら慈雲寺の歴代住職は「絵解き説教」には興味がなかったよ…

山の辺の道に地獄絵を拝みに行く Part1

狩野山楽によって約500年前に描かれた地獄絵 コロナのワクチン接種の副反応で高熱・・・・数日へたばっておりました。まだ体温は平熱より高めですが、ようやく回復の兆しという感じです。更新が滞ってご心配をおかけしました。すみません。 さて、先日、…

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは"長寿と仏教”です。

慈雲寺では、毎月一回、身近な話題を取り上げて、仏教的なものの見方、考え方をご一緒に学ぶ会「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。「講座」というタイトルは付いていますが、どなたにも分かりやすいお話を心がけています。 どなたでも歓迎いたし…