慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月26日10時よりおこないます。テーマは「『往生要集』からの飛翔:法然」です。源信が『往生要集』で念仏を勧めてから100年後、法然は大きく念仏の意味を変えたと言われています。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

今月の講座テーマは「源信から法然への飛翔」です。

 慈雲寺では、毎月、身近な話題から仏教の基本を学ぶ講座「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。

 どなたにも解りやすいお話を心がけておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。

 今月は7月26日(日)10時より行います。

 今月のテーマは、「『往生要集』からの飛翔:法然の念仏」です。

 平安時代の僧侶源信は、極楽往生を勧める『往生要集』という本を著して日本における浄土教の扉を開きました。

 今の私たちがイメージする極楽や地獄の様子は、この本が基本になっているといえます。また、『往生要集』は鎌倉仏教の祖師たちにも大きな影響を与えました。

 日本に称名念仏の教えを確立した法然も、源信からの影響を深く受けた僧侶の一人です。しかし、法然は、瞑想の中で仏を心に念ずる念仏から、阿弥陀仏の名を口に称える念仏へ大きく飛翔しました。阿弥陀仏における救済の在り方を「他力」での救いの扉を開いたのです。

 法然が源信からの影響を受け、それをスプリングボードにして大きく展開したプロセスをご一緒に学んでみましょう。

 どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

 

◎慈雲寺へのアクセス 

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。住所は「名古屋市緑区桶狭間上ノ山725」です。 
 しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。 
 もし、慈雲寺の駐車場が満車の時は、庫裏にお声がけください。近所の無料駐車場をご案内します。 
 有松インターの出口付近に有松ジャンボリーという大きなショッピングセンターがあります。その駐車場に駐車させていただくのがおすすめです。駐車場から慈雲寺までは北へ徒歩5分。有松歯科医院の看板のある坂道を入るとお寺の屋根が見えます。 
 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側にお蕎麦屋さんがあり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。お蕎麦 さんの右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。 
 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm 

サルスベリが咲くと鬱になる・・・・

酷暑の中、けなげに咲いているけれど、私にとっては迷惑な花です

 慈雲寺の周辺には百日紅(百日紅)の並木があります。これが咲くと、私にとっては「真夏本番」のはじまりです。酷暑の中、けなげに咲いてくれているなぁ・・・とは思うものの、なんだか独りで夏を楽しんでいるみたいな気もして憎たらしくなってしまうのです。

 私は40年間、湿気が少なく、最高気温も28度ぐらいの土地に長く住んでいたので、名古屋の湿気の多い夏は10年たってもなれません。

 百日紅が咲くと、これから3ヶ月・・・エアコン頼りで家に閉じこもるような暮らしが始まるのかと思うとすっかり鬱っぽくなってしまいます。

 今年は、どうも本格的な「鬱状態」となってしまったようで、いつも片付かない部屋がさらに悪化してしまっています。片付ける気力が出ない・・・・でも、僧侶は「一に掃除、二に掃除」と言われるほど、掃除が修行の基本。片付けられないのは、心の乱れに他なりません・・・・罪悪感と自己嫌悪で鬱が深まって行きます。

 

 阿弥陀様は、何の条件もつけずに全ての衆生を救うを誓われて、それを成就なさった仏さまです。ですから、誰ももありのままで良いのです。

 ありのままでお救いいただいていると「腑に落ちた」状態を「安心」(あんじん)といいます。心の底からの全面的な安心感です。

 その「安心」をいただいた後は、「起行」を心がけることが求められています。「悪いことをしない、良いことをする、他の人のためになることをさせてもらう」・・・なんでも良いのです。慈悲の心をやしなう行動の全てが「お念仏」になっていく暮らし。極楽での暮らしを生きている間にも、少しでもしようという行為です。

 その行動が全てお念仏になっていくのです。

 

 う~~ん・・・こんな風に書くことはできるけれど、行動はなかなかできませんね。でも仏教は「実践」の宗教です。一歩でも「安心の上の起行」をすすめていきましょう。

 今日は花屋さんで涼しげな花を買って部屋に飾ろうかなぁ・・・・

 

7月の慈雲寺の行事お知らせ

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、7月26日(日)10時より行います。

テーマは「『往生要集』からの飛翔:法然」です。

 源信の書いた『往生要集』は、日本の浄土教の歴史に大きな影響を与えた本です。法然上人は、源信からおよそ100年後の人ですが、『往生要集』から学びながら、そこから大きく飛翔して独自の念仏の教えを展開しました。

 源信から法然への浄土教の展開をご一緒に学んでみましょう。

 

◎お盆のお参り

 お盆の季節が近づいてまいりました。7月盆、8月盆のお参りをご希望の方は慈雲寺までご連絡ください。電話052-621-4045

 ご自宅での棚経でも、慈雲寺においでいただいてのお参りでもご希望に沿います。

 

◎慈雲寺へのアクセス 

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。住所は「名古屋市緑区桶狭間上ノ山725」です。 
 しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。 
 もし、慈雲寺の駐車場が満車の時は、庫裏にお声がけください。近所の無料駐車場をご案内します。 
 有松インターの出口付近に有松ジャンボリーという大きなショッピングセンターがあります。その駐車場に駐車させていただくのがおすすめです。駐車場から慈雲寺までは北へ徒歩5分。有松歯科医院の看板のある坂道を入るとお寺の屋根が見えます。 
 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側にお蕎麦屋さんがあり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。お蕎麦 さんの右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。 
 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm 

 

ドーパミン不足!対策は瞑想と納豆か?

 10年ほど前から手が震えるようになりました。父方の曾祖母も父も90歳以上の長寿でしたが、どちらも晩年はかなり手が震えていました。父に言わせると「宮田家の呪い」だそうです。

 最近、その手の震えがひどくなったような気がして、ひょっとしたらパーキンソン病の可能性もあるかも?と心配になりました。ということで、紹介状をもらって近くの医大病院の脳神経内科の診察を受けることになりました。

 最初の診察で、いくつかのテストを受けて「パーキンソン病の可能性は低い」と言われましたが、MRIやドーパミン受容体検査など、一通りの検査を受けることになりました。けっこう大がかり・・・・

 その結果、パーキンソン病の疑いは払しょくされました。しかし、正常値の範囲内ではあるものの、私はどうやらドーパミンが正常値の下限ギリギリぐらいに不足がちということらしい。

 

 ドーパミンは、脳内で働く神経伝達物質で、さまざまな行動を起こすためのエネルギー源という役割を担っているようです。

 ドーパミンが不足すると無気力、興味喪失、先延ばし癖、達成感の欠如、抑うつ気分、生活のエネルギー低下 などがおきてくるようです。

 

 おお!そうだったのか。私の怠けぐせも、掃除や事務仕事を先延ばしにする癖も、すべてドーパミン不足のせいだったのか?!!!

 僧侶は「精進」が求められています。コツコツと修行に励み、精進するのです。ドーパミンが十分に出ない私には「精進」はなかなか難しそうです。

 とはいえ、このままではいけません。どうしたらドーパミンをもう少し放出する方法はないでしょうか?

 いろいろ調べてみたら、どうやら「瞑想」が良いらしい。瞑想をするとドーパミンが放出されるらしい・・・う~~ん・・・瞑想で心を落ち着けると、かえって「やる気」が出るということか???瞑想すると張り切って掃除できるようになるのか?

 

 ドーパミンを増やす食品というのもあるようだ。ドーパミンの前駆体であるチロシンを含む食品である、チーズ、バナナ、納豆、豆腐、ナッツなどを食べると良いらしい。

 納豆食べて、瞑想する・・・・う~~ん。まずはそこまでやる気を高めるのが大変そうだ。

 寝不足もドーパミン不足と関係あるらしいので、とりあえず、今日は早めに寝ることにします。

 

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは『往生要集』です。

 慈雲寺では、毎月一回、仏教のものの見方、考え方の基礎をご一緒に学ぶ会を行っています。どなたにも解りやすいお話を心がけていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

 今月は6月21日(日)10時より行います。

 テーマは「『往生要集』入門」です。

 『往生要集』は、10世紀、平安時代に比叡山の横川に隠棲していた源信によって書かれた本です。源信は、驚くほどのエネルギーで様々な仏典や論書などの中から、極楽往生に関する文章を選び出してまとめています。

 まず、地獄や人間の苦しみに関するものを示して、「穢土」を厭うことを勧め、浄土のすばらしさを示して、極楽往生を求める「菩提心」(仏になって衆生を救おうという意思)を起こすことを勧めています。

 この本は、主に往生を求める修行僧の為の実践の書、実用書の意味が大きいようです。修行のやり方、心得などについても細かく仏典の中から根拠を示しています。

 『往生要集』は、日本の浄土教の発展に決定的な影響を与えた本です。時代は100年近く違いますが、法然や親鸞の信仰形成にも不可欠な要素だったと考えられています。

 また、文学作品から現代人のいだく地獄や極楽のイメージまで、この本に大きく影響を受けていると言われています。

 

 どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

◎慈雲寺へのアクセス 

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。住所は「名古屋市緑区桶狭間上ノ山725」です。 
 しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。 
 もし、慈雲寺の駐車場が満車の時は、庫裏にお声がけください。近所の無料駐車場をご案内します。 
 有松インターの出口付近に有松ジャンボリーという大きなショッピングセンターがあります。その駐車場に駐車させていただくのがおすすめです。駐車場から慈雲寺までは北へ徒歩5分。有松歯科医院の看板のある坂道を入るとお寺の屋根が見えます。 
 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側にお蕎麦屋さんがあり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。お蕎麦 さんの右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。 
 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm 

 

異文化・異宗教文化との出会い Part 3 「土葬問題」は簡単ではない。

 今、私たちは日本の歴史史上初めてと言っても良いような重要な局面に直面していると思います。さまざまな異文化・異宗教文化と共存せざるを得ない状況に突入しているからです。とりわけ、他の宗教との融和性の低い宗教との共存が問題になるでしょう。

 例えば、最近話題になっている「土葬」の問題です。イスラム教徒や一部のキリスト教徒など、いくつかの宗教では遺体の埋葬は土葬と決められています。これは、それぞれの宗教の「聖典」などによって決められたもので、つまり「神との契約」なのです。

 イスラム教徒にとっては、遺骸を火葬されてしまったら、遺骸の尊厳を損壊され、来世への移行のために決定的な障害になってしまうのです。

 現在、日本では「火葬が法律で決められているから」という理由で土葬を拒否される場合が多いようです。厳密には、土葬を禁ずる法律はないのですが・・・・

 土葬を受け入れている墓地はとても少ないですが、日本には現在35万人のイスラム教徒がいるのです。

 火葬を禁忌とする宗教の信徒はこれからも増えていくでしょう。この人たちにとって、「来世」の問題は極めて深刻なのです。神との契約でもあるからです。

 

 食べ物の禁忌も簡単ではありません。食べ物の禁忌がほとんどない私たちの日常では、想像すらできないかもしれません。

 「少しぐらいいいでしょ?」なんて考えはけしてすべきではありません。これも神からの命令への反逆であり、来世は永遠の苦悩の地への転落を意味するからです。

 

 少し前に問題になった輸血の問題も同じです。聖書に「他者からの血を体に入れてはいけない」と示されているという解釈に従う人々にとって、輸血は地獄への転落を意味するからです。

 もちろん、私はこの信仰を受け入れることはできませんが、無理やり彼らの信仰を踏みにじって輸血を強行することにも、賛成するのは難しく思えるのです。

 

 私は、カナダで体験したように、全ての文化的背景、信仰を持つ人々が共存していかれる社会が理想だと思います。しかし、これは私たちの想像を超えるほど困難なものだと思えます。

 私たちは異文化・異宗教文化を持つ人々との共存せざるを得ない状況に向かっています。まずは、世界の宗教文化に関心を持ち、正確な知識を持つことが大切です。

 世界のさまざまな宗教について学ぶ、比較宗教学はとても面白い学問です。良い入門書もたくさんありますから、ぜひ数冊読んでみることをおすすめします。

 

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「『往生要集』入門」です。

 慈雲寺では毎月一回、仏教的なものの見方、考え方の基本を学ぶ仏教講座を行っています。どなたにも解りやすいお話を心がけています。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

 今月は6月21日(日)の10時より行います。

 今月のテーマは「『往生要集』入門」です。『往生要集』は985年、比叡山の横川に隠棲していた源信によって書かれた本です。

 源信は膨大な数の経典や論書から極楽往生に関する文章を選び出してまとめたのです。極楽の状況や地獄の姿についても詳しく述べており、日本人の持つ「極楽・地獄」のイメージは、この本からの影響が大きいと言われています。

 また、極楽往生の方法に関する詳しい記述は、称名念仏による極楽往生の教えを説いた法然や証空、親鸞などの弟子たちに大きな影響を与えたと考えられています。

 『往生要集』は現代語訳の本も手軽に入手できますので、ぜひ親しんでほしい本なのです。

◎慈雲寺へのアクセス 

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。住所は「名古屋市緑区桶狭間上ノ山725」です。 
 しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。 
 もし、慈雲寺の駐車場が満車の時は、庫裏にお声がけください。近所の無料駐車場をご案内します。 
 有松インターの出口付近に有松ジャンボリーという大きなショッピングセンターがあります。その駐車場に駐車させていただくのがおすすめです。駐車場から慈雲寺までは北へ徒歩5分。有松歯科医院の看板のある坂道を入るとお寺の屋根が見えます。 
 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側にお蕎麦屋さんがあり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。お蕎麦 さんの右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。 
 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm