慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

今年も慈雲寺「今を生きる人に役立つお寺」、「女性の出家を応援する寺」をめざします

明けましておめでとうございます

 

 新年最初の法要「修正会」を6人の参列者と共に勤めることができました。思いの外暖かく、静かな年明けになりました。

 今朝も早朝からお墓参りの方々の声がお墓から聞こえて、とても嬉しいきもちになりました。本堂に立ち寄って、一服して下さるかたもあって、何とも喜ばしい!

 

 今年も慈雲寺の目標は、「今を生きる人の役にたつお寺」であることと、「女性の出家を応援する寺」であることです。

 昨年、慈雲寺の徒弟になって下さった女性が二人います。師僧としての私の力はほとんどゼロに近いですが、新発心(しんぽち)の二人は、それぞれのやり方で、僧侶の道を歩んでいます。一人前の僧侶になるための「加行」(けぎょう)を受けることができるようになるまでは、あと数年かかりますが、私のできる限り応援したいと思っています。

 

 慈雲寺は、ご先祖のご供養をさせていただくのはもちろんのことですが、今を生きる人の役に立つ寺、僧侶でありたいと願っています。

 どのようなご相談でもお気軽にお声がけください。

 また、慈雲寺という「場」を使って、何かなさりたいというアイディアがありましたら、ご遠慮なく提案してください。

 展覧会、趣味の会、境内でもマルシェ、講演会などなど、ご相談に応じます。

 

 2024年は社会が大きく変化する年だと言われています。動きの激しい時こそ、落ち着いて考える場所が必要なものです。

 慈雲寺の門、本堂の扉は、昼間はいつでも開けてあります。本堂の入り口にはお茶やお菓子も用意してありますから、ご遠慮なく本堂に上がり、阿弥陀様の前で一服なさってください。