慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

遅ればせながら、慈雲寺の二月の行事予定です。

 裏庭の枝垂れ梅が5分咲きです。慈雲寺には鉢植えも含めて4本の梅の木があります。鉢植えの白梅が最初に開き、次はこの裏庭の紅梅。そして表の白梅が開き、最後に一番大きな紅梅が咲き始めます。開花時期が10日ずつぐらい離れているので、長い間花が楽しめるのがありがたいところ。私は桜より梅派です。リンゴの花も好きですが、名古屋周辺では見られませんね。長野まで行かないとだめかしら?

 

 遅く成りましたが、今月の行事予定のお知らせを書くのを忘れていました。

 

◎今月の満月は2月24日です。慈雲寺では満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。

 7時半から、皆さんで『般若心経』の読経を行い、毎月少しずつ心経の内容も学んでいきます。

 必要な道具は全て揃っていますので、初心者の方もお気軽にご参加ください。

 

◎今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は2月25日10時より行います。

 テーマは、「法然上人の開いた浄土門とは何だったのか?」です。

今年は、日本に「南無阿弥陀仏」の称名念仏の教えを確立した法然上人が、人々に教えを説き始めた「立教開宗850年」の節目にあたります。

 通常、慈雲寺のこの講座では、宗派に偏らず、仏教的なものの見方や考え方をお話していますが、今年は法然上人の教えを系統的に学んでみたいと思っています。

 「講座」というタイトルはついていますが、どなたにも解りやすく聞いていただけるように心がけています。

 どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

 

★慈雲寺の行事は特別な場合を除いて、すべて無料です。ご先祖のご供養やお寺に維持のために、お気持ちをご喜捨いただければ有難く存じます。

◎慈雲寺へのアクセス

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。

 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側に接骨院があり(休業中ですが、看板は残っています)、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。接骨院の右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。

 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm