慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

2月の「尼僧と学ぶ優しい仏教講座」は2月25日です。

 上の写真は大府市の盆梅展で見た白梅です。慈雲寺の境内の白梅も見ごろになってきました。

 先週から一宮市にあるお寺を回ってお説教をさせていただいていました。慈雲寺が属する浄土宗西山派西山浄土宗)では、毎年初頭に法主猊下の発せられる「おことば」を解説する説教師が全国の寺院に派遣されます。これを「巡教」と言います。本山からの派遣なので、この説教師に選ばれることは名誉でもあるし、なかなかに緊張することでもあります。

 同じ「おことば」をテーマにしたお説教でも、行く先々のお寺の雰囲気や聞いて下さる方々の様子も違うので、毎回同じ話というわけにもいかず、むずかしい所です。それだけに学ぶことも多く、得難い経験になります。

 

 さて、今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、2月25日(日)10時より行います。テーマは「法然上人の開いた『浄土門』とは何だったのか」です。

 今年は、法然上人が浄土の教え、阿弥陀仏の救いの教えを人々に初めて説いてから850年の節目にあたります。この講座でも3回にわたって、法然上人の開いた「浄土門」とは何だったのか、その背景となっていた歴史的状況などを見渡しながら、お話させていただきたいと思います。

 「講座」というタイトルはついていますが、どなたでも聞きやすいお話を心がけています。どうぞお気軽にご参加ください。

◎慈雲寺での行事は特別な場合を除いて全て無料です。ご先祖のご供養やお寺の維持のためにお気持ちをご喜捨いただければ、有難く存じます。

◎慈雲寺へのアクセス

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。

 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側にうどん屋さん(ただいま工事中)があり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。うどん屋さんの右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。

 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm