慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

慈雲寺文庫だより (その1)

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今年3月初旬に熊野で見た桜です。

 慈雲寺の山門には皆さんから寄付していただいた本と本棚が並び、ミニ図書館になっています。

 まったくの偶然なのですが、私は子供のころからいつでも図書館のすぐそばに住んでいました。カナダにいた時も、徒歩圏内にいつも図書館があったのです。しかし慈雲寺に赴任してからは、図書館がはるか彼方に・・・今までは一時間に一本のバスに乗って行けば、なんとか45分ほどで名古屋市の図書館に直行できました。しかし!その路線は3月末で廃線に・・・とほほ過ぎる・・・・

 というわけで、これからは「慈雲寺文庫」を充実させて、図書館への飢餓状態を緩和したいと思います。

 

 慈雲寺文庫は、さまざまな方からご寄付いただいた本を並べています。どなたでも、何冊でもご自由にお持ち帰り下さい。読み終わったら返却して下さっても良いし、ご自分の読み終わった本と交換して下さっても良いです。お友達にまた貸し、または差し上げて下さってもOK.

 本のご寄付はいつでも歓迎します。本の状態は問いません。

 

 毎朝、新聞を取りに行くと、どなたかが置いていって下さった本があったりすると、嬉しくなります。

  本の内容も、よほど偏見に満ちたものや、「公序良俗」に反するものでなければなんでもかまいません。子供向けの絵本から仏教書、まんがでも歓迎です。

 

◎今週の新しい本

 まず、最初におことわりしておきますが、私はコロナに関してはワクチン容認派です。三回目の接種もサッサとすませました。しかし、このワクチン接種に不安のある人の気持ちもわからないではありません・・・・

 先日、「反ワクチン」もしくは「ワクチン懐疑派」と思われるタイトルの本がまとまって慈雲寺文庫に到来しました。

 私個人としてはワクチンは持病などで副反応が特に心配な人以外は、接種すべきだと思っていますが、懐疑派の意見も読んでみたいと思う方は、どうぞこれらの新な到来本を読んでみて下さい。

 

 慈雲寺文庫は、内容ごとに分類などせず、バラバラに並べてありますので、どうぞごゆっくりタイトルを見て下さい。

 本堂には暖かいお茶はお菓子も用意してありますので、本堂で一休みしながら読んでくださるのも歓迎です。