今日、21日は弘法大師のご縁日です。特に12月は「終い弘法」として、特にご利益があると言われています。慈雲寺には弘法様のお像をお祀りしているのですが、私が赴任してから、ご縁日に特別の法要をしたことがありませんでしたが、「終い弘法」をきっかけに初めて法要をさせていただくことにしました。
広くお知らせしたわけではありませんし、今朝は冷たい雨・・・・お参りいただくのは大変だなぁ・・・と少し心配していました。ところが、法要が始まる10時前には10人ほどの方が集まってくださいました。弘法大師もきっと喜んでくださったことでしょう。
法要の後には、本四国の八十八カ所から大切に持ち帰ったお砂で、御砂踏みをしていただきました。御砂踏みは心をこめて祈れば、四国を巡礼するのと同じような功徳があると言われています。お砂踏みの後は、みなさんニコニコ顔。心安らかに、楽しくなるというご利益はすぐに現れたようです。
法要の後は、お茶を飲みながら少しみんなでお話しをしたのですが、こんな風に気軽にお話しできるのは、とても嬉しいことですね。私にとってもご利益があったということですね!
御砂踏みは来月21日の「初弘法」の時にも、皆さまにお参りしていただこうと思っています。ぜひお気軽にお参りください。
1月21日の午前10時からは短い法要と、巡礼の功徳についてお話ししたいと思いますが、御砂踏みは一日中お参りしていただけます。
◎今日はカナダのケベック州でみた赤い実の木。日本で見た事があるものとは少し違うような気がします。とても鮮やかな紅色でした。