慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

終い弘法とお砂踏み

お砂踏みは四国八十八カ所巡礼と同じ功徳があると言われています

 

 慈雲寺は現在は名古屋市に位置していますが、周辺はもともと知多郡の一部。弘法大師の信仰の篤い知多半島の文化圏にあります。

 そのせいもあって、慈雲寺は浄土宗西山派西山浄土宗)に属する寺院ですが、弘法大師のお像もおまつりしてあるのです。

 毎月21日は弘法大師のご縁日ですが、慈雲寺では年に三回、1月の21日(初弘法)と旧暦の御正当日、そして12月21日(終い弘法)に短い法要を行っています。毎回、弘法大師の教えについても少しずつ学んでいます。

 また、縁日には、四国の八十八カ所巡礼地からいただいてきたお砂を踏んで、巡礼したのと同じ功徳をいただけるという「お砂踏み」も体験していただけます。

終い弘法は12月21日10時より。初弘法は1月21日10時より行います。

また、お砂踏みは両日とも本堂が開いている時間はいつでもお参りしていただけます。

 どなたでも歓迎いたしますので、ゆっくりお砂踏みをなさって、弘法さまとのご縁を深めて下さい。