慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

一日(15分??)で四国巡礼の御利益が!? お砂踏みのご案内

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江戸時代の四国八十八カ所巡礼の案内地図

 

 慈雲寺は浄土宗西山派西山浄土宗)に属する寺院ですが、本堂の左手奥には弘法大師像もお祀りしています。

 慈雲寺がある場所は、今は名古屋市ですが、50年ほど前までは知多郡に属していました。文化的には御大師信仰の篤い知多半島の一部と言って良いでしょう。

 慈雲寺の弘法様は他の多くの大師像と違い、とても若々しいお姿。お肌もツルツルで、玉眼の入った瞳はキラキラと輝いています。「美肌弘法さん」として、さまざまなお肌の悩みに応えて下さるかも?

 

 さて12月21日は、一年最後の弘法さまのご縁日「終い弘法」の日です。

10時から短い法要をして、弘法大師のお言葉について少しお話をいたします。ぜひ、この機会に御大師さまとのご縁を深めて下さい。

 また、四国八十八カ所の札所から集めたお砂を踏んで、ミニ巡礼体験のできる「お砂踏み」もご用意します。

 お砂踏みは、四国を巡礼したのと同じ功徳があるとされていますから、ぜひお参りください。お砂踏みは本堂が開いている時間はいつでも体験していただけます。どなたでもご自由に本堂に上がってお参りなさってください。