夕方、買い物に行こうとしたら寺の前の道で小学生がサッカーボールで遊んでいました。慈雲寺の前の道は江戸時代(もしかしたらもっと前?)から続いている幅の狭い道です。でも、幹線道路からの抜け道として知る人ぞ知る存在らしく、けっこうスピードを出して走ってくる車があります。
「道で遊ぶのはあぶないでしょ?お寺の駐車場でやれば?」と声を掛けたら、子供たちはなんだかとても意外なことを言われたという顔をしていました。ご近所で遊ぶといったら、お寺が神社の境内・・・というのはもう「常識」ではないのでしょうか?
慈雲寺の総代さんたちやご近所のシニアの方々は、「慈雲寺で良く遊んだ。花祭りも楽しみだったからぜひ復活させて」とおっしゃる方が多いのに、なぜ境内に子供が来ないのかちょっと不思議に思っていました。
先代さまは境内をとても綺麗にしていらっしゃいましたから、子供のボール遊びはあまり歓迎しなかったのかも?もしくは駐車場で何か怪我でもしたら・・・と、心配なさっていたのかもしれません。
今、境内はいい感じ(?)に掃除が行き届かない状態です。ボール遊びでもなんでも歓迎しますよ。道路で遊ぶのなら、ぜひ境内に来てください。時々、「雑草取り」という遊びもしてくれると嬉しいなぁ。
・今日の写真は、慈雲寺の属する西山浄土宗の本山、光明寺の小書院の庭です。ここにはみごとなしだれ桜と遅咲きの梅があります。毎年、両方一緒に愛でることができます。梅花好きの私には至福の時です。