慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、10月29日(日曜)10時より行います。テーマは「末法の時代に生きる」です。どなたでもお気軽にご参加ください。

往年の大スターの持仏堂・・・・大河内山荘で一休み Part1

f:id:jiunji:20170925235543j:plain

 嵐山は相変わらず歩くのもままならないほどの混雑でした。人気俳優のお店やキャラクターグッズのお店は姿を消していましたが、竹林の中の道は、自撮り棒を振り回し、「インスタ映え」を狙ってか、妙にポーズにこだわる人たちで大渋滞。風情を感じる余裕もありませんでした。

 でも、「嵐山いいよ~」「竹林素敵だ」と叫んだのは私たち旅行ライター。大成功というべきでしょうか?う~~ん。

 嵐山へ行ったのは、トロッコ嵐山の駅前にある小さな神社を取材に行ったからです。小倉池のほとりの小さな小さなお社ですから、かつてはなかなか風情があったのです。この御髪神社は、髪の毛のお悩みを解決し、美容師、理容師の守り神となってくれる珍しい神様です。

 昔のイメージを思い出して行ってみたのですが、行列ができるほどの繁盛でした。どうやら、トロッコに乗りに来た人がついでに(?)立ち寄っているらしい。

 そそくさと取材を終え、竹林の中に戻ると、途中で大河内山荘があることを思い出しました。往年の大スター、大河内伝次郎の別邸です。小さな持仏堂から始まり、彼の感性(晩年は収入のほとんど)をつぎ込んでいた素晴らしい庭園があります。東は比叡山から京都市内、裏手には嵐山の保津川・・・本当に贅沢な場所です。

 スターが亡くなってから、その維持が問題になっていたのまでは知っていたのですが、一般公開されていたとは・・・なんだか嬉しい。早速、中に入ってみました。

 入場料は1000円。少しお高めな設定なせいか、入り口で入るのを止める人も少なくありません。嵐山の「ごったがえし」とは少しだけ距離を置くことができます。

 あ、この1000円には、お抹茶と山荘オリジナルも最中が付いてきますから、けして高いとは思いません。お庭の様子は次回の記事で・・・

大河内山荘の草花

 

 

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、10月29日に行います。テーマは「末法の時代に生きる」です。

f:id:jiunji:20170924210121j:plain

 暑さ寒さも彼岸まで・・・という言葉がありますが、本当にお彼岸になると季節の変化が明らかになってきますね。

 今日は9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。真夏の間は、エアコンのない本堂でお話しを聞いていただくのは、本当にお気の毒だったのですが、今日は少し涼やか・・・お寺参り日和でした。それでも30名を超える方々にいらしていただくと、扇風機をかけないと堂内の風が流れませんでした。

 たくさんの方に来ていただくのは、本当にありがたいことで、講座の後でお茶を飲みながらお話しするのも楽しい!

 さて、来月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、最終の日曜日10月29日、10時より行います。

 テーマは「末法の時代に生きる」です。

 自らを末法の時代に生きる凡夫であると自覚するところに、念仏者の信仰の第一歩があります。阿弥陀仏に願われている自分に気づくきっかけなのです。

 「末法」というのは、いったいどういうものなのか。そこに生きている私とは何なのか、御一緒に考えてみましょう。

 どなたでも歓迎いたします。お気軽においでくださいませ。

◎今日の写真はアゼルバイジャンで見た絵です。シルクロードで暮らす人々の様子が描かれています。

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は4月24日です。(慈雲寺へのアクセスのご案内)

f:id:jiunji:20170922214805j:plain

 お彼岸のお説教で九州へ行っていました。今、お寺に戻って、慌てて洗濯をしているところです。電気を恐ろしく食うので、めったに使いませんが、乾燥機があるので、夜中の洗濯ができるのがありがたいです。

 さて、24日の日曜日、10時より「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行います。

 毎月一回、身近な話題を取り上げて、仏教というものの見方について御一緒に考えています。

 今月はちょうどお彼岸の時期ですから、「彼岸(お浄土)へ渡るために、私たちはどのようにすればよいのか」というお話しをしたいと思います。お釈迦様は4万8000種類も彼岸への道筋をお示しになられましたが、自力でその道を進むのは、末法の時代に生きる私たちには極めて困難であると、法然上人は教えてくださっています。

 そこでお釈迦様がお示しくださったなのが、阿弥陀仏による救いです。

 今回は、お浄土への道の歩み方を自力と他力の立場から見てみたいと思います。

 どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

◎慈雲寺への公共交通によるアクセスのご案内
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。

◎今日の写真はアゼルバイジャンの公園で見たコウノトリ(??)です。芝生の広場でのんびり寛いでいるようでした・

恐怖を煽るだけ煽って解散??

今日のお釈迦さまのお言葉

「この世においては、怨みに報いるに怨みをもってしたならば、

ついに怨みの息むことがない。

 怨みを捨ててこそ息む。

これは永遠の真理である。」(法句経より)

f:id:jiunji:20170921212747j:plain

 先日、友人の僧侶と話していてJアラートの話になりました。彼は妻と二人の子供を連れて新潟に家族旅行に行っているとき、Jアラートの警告音を体験したのだそうです。

 その時の恐怖と、「ここで警告されても、なんの意味があるのだ?」という疑問とで、いろいろ考えさせられたそうです。

  ミサイルの攻撃がすぐにでもあるような「危険を煽る」報道や政府の発表に、私もかなり不信感を持ちました。アメリカのニュースや新聞記事を読むと、「ロケットの発射実験」という表現を使っているメディアが多いのにも気が付きました。

 もちろん、危険を事前にできるだけ正確に知らせるのは大事なことです。戦時中の「大本営発表」のような愚かなことを繰り返すべきではありませんね。しかし、政治的な意図で「危険を煽る」のも、また愚かなことです。

 なんだか、ミサイルのことが加計問題から人々の目を逸らすためのように思えてなりません。本当に危機が迫っているなら、こんな時に国会を解散して、空白を作って良いはずがありません。

  国会をわざと空白かさせて、政府が勝手なことをしようとしているとしたら、なおのこと恐ろしいでしょう。

 お釈迦様は「怨みに対して怨みの報復したら、けして、怨みが消えることはない」とおっしゃっています。仏教徒にとっては、とても大切な真理です。

◎奈良で見た藤の花です。季節外れですが、今日、大きな藤棚を見たので、藤の花を思い出したのです。

瀬戸内寂聴さんの『美しいお経』を再び読んで

f:id:jiunji:20170920093638j:plain

「花の香は風の流れにさからわない

栴檀も伽羅もジャスミン

けれど善い徳のある人々の香は

風に逆らっても進む

四方八方にその徳は流れていく」 『法句経』より

 

 瀬戸内寂聴さんの『美しいお経』という本は、仏典の中から瀬戸内さんがお選びなった言葉に、彼女の短い解説が付けられています。

 さらに、宮沢賢治など仏教に影響を受けたと思われる文章も含められているところが面白い。瀬戸内さんの柔らかな心が表れているようです。

 この本は私の身近にあって、ちょっと出かけるときにバッグの中に入れることがあります。熱心に最初から最後まで読み通すのではなく、気が向くままにパラパラ・・・失礼とは思いますが、これも読者の特権かしら?

  冒頭に示したお経も、この本の中にありました。「何と美しい気持ちのいいお経でしょう。」と彼女の解説の冒頭にありました。私もまったく同感です。

  穏やかに阿弥陀様のお慈悲に包まれて生きる念仏者も、やさしげな香りを漂わせているような気がします。伽羅やジャスミンのようなはっきりした香ではないかもしれませんが・・・

◎今日の写真は橿原神宮で見た「さざれ石」です。「君が代」に詠われたように、さざれ石が岩になってます!

9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

f:id:jiunji:20170919075245j:plain

 慈雲寺では、毎月一回「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。「仏教というものの見方、考え方」を身近な話題を通してご一緒に学んでいきたいと思っています。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

 九月の講座は9月24日10時より行います。

 テーマはお彼岸へ至る道の歩き方です。お釈迦さまは、悟りへの道を8万4000種類もお示しくださいました。私たちはどの道を歩んでいけば良いのでしょうか?

 日本にお念仏の教えを確立した法然源空上人(法然上人)と善慧坊證空上人(西山上人)の教えを中心にお話しします。

 

◎慈雲寺への公共交通によるアクセスのご案内
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます

◎今日の写真神戸の異人館のサンルームです。どんな人たちが、ここで美しい景色と暖かな日差しを楽しんだのでしょうか?

蜘蛛よ、あんまり張り切らないでおくれ!

f:id:jiunji:20170918233942j:plain

総本山光明寺のもみじ参道

 私は虫でも爬虫類でも「見るだけで嫌!」という気持ちにはなれません。蜘蛛が坪庭の木々に大きく蜘蛛の巣を張っているのを見ると、「あら、綺麗!」と素直に感動するほど・・・

 しかし、本堂のあちこちに蜘蛛の巣を張られるのは、ちと・・・いや、かなり困る。見つけ次第破壊するのですが、それもなんだか気の毒な感じがするし・・・だからと言って、本堂に蜘蛛の巣などがあっては仏さまに申し訳ない。

 先日は先代さまの写真のところに蜘蛛の巣を発見して、「すみませんでした」と平服してしまいました。

 もちろん、掃除を徹底して蜘蛛の巣が張る余裕を与えないのが一番でしょうが、朝の勤行の後に取り除いたのに、夕方、同じ場所に立派な巣が張り巡らされていると、かなり堪える・・・

 ドラッグストアへ行ったら、スプレーすると数か月は蜘蛛が巣を張らないという薬剤を売っていました。う~~ん・・・それを買わなくちゃダメかなぁ。

 いずれにしても、どうか、蜘蛛さんたちよ、あまり張り切って巣作りをしないで下され!

◎今日の写真は慈雲寺の属する浄土宗西山派西山浄土宗)の総本山光明寺の参道です。秋になると、道の両側が真っ赤な紅葉で包まれます。