慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

テレホン法話の録音に紅葉の本山へ

 

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 慈雲寺の属する西山浄土宗の総本山光明寺は紅葉の名所として知られています。特に、数年前と今年、JR東海の「そうだ 京都行こう」キャンペーンのポスターやTVCMに登場するようになって、一挙に参詣客が増えました。普段は入山料などもなく、どなたでもお参りいただけますが、紅葉のピーク時だけは、周辺の交通整備、境内の警備、水道料金(水洗トイレの水の使用量が何十倍にも膨らみます)などのコストをカバーするために、協力をお願いすることになりました。おもしろい(?)ことに、入山料を取るようになると、参詣者も増えたのです。「お金をとって見せる価値がある」と思われているのでしょうか?

 昨日は木々が少しずつ色づいて来ている本山へ、テレホン法話の録音にでかけました。このテレホン法話は二週間ずつ3分のミニ法話を行うもので、075-954-7000にお電話していただくと聞くことができます。私のお話しは11月16日から今月末まで流れる予定です。

 録音は緊張して、なんだか不自然。もっと自然に語りかけるようにできれば良かったなぁ・・・と反省しています。よろしければ、一度お聞きくださいませ。

 なお、紅葉の進み具合の情報は光明寺のホームページ ww.komyo-jo.or.jp をご覧ください。ことしは、ややゆっくり紅葉しているように思います。

◎今日の写真は3年前の11月23日に光明寺の境内、勅使門の前で撮影しました。