今日は6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。40名近くの方がいらしてくださり、遠く岐阜県から来て下さった方もいて、ありがたいことでした。私の父の死をきっかけに考えたことをお話ししたのですが、まだ自分の中で整理がついていないことばかりだったので、とりとめのないお話しになってしまいました。このテーマはしばらく自分の中でゆっくりと温めて、またお話ししたいと思います。
さて、来月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマはお盆です。お盆は日本独自の仏教的な慣習ですが、世界的にも「ある特別な日に祖先が戻ってくる」という宗教的な慣習はあちこちに見られます。旅立った人を思う気持ちは世界共通なのでしょう。
7月23日(日曜)10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。
お盆を迎える意味や、それに関連したさまざまな作法についてお話ししたいと思います。
なお、お盆の時に棚経や墓経をして欲しいけれども、普段つきあいのあるお寺がないという方は、ぜひ慈雲寺にご連絡ください。新暦(7月)のお盆でしたら、ご相談に応じさせていただきます。
◎今日の写真は、三井寺で見た龍です。左甚五郎の作と言われ、夜な夜な琵琶湖に水を飲みに出かけるので、目に釘を打って動けないようにしたそうです。