慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

6月18日(日曜)10時より、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行います。

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 18日は曇りの予報で、それほど気温も高くなさそうです。慈雲寺の本堂は、風が通り抜け、午前中は真夏でも涼しいですよ。ぜひお気軽にご参加ください。

 今月の講座のテーマは「悔いを残さないお別れ」です。仏教では愛する人に出会うことすら「苦」であると考えます。それは、やがて必ずお別れの日が来るからです。たとえどれほど仲が良くても。どちらかが相手を残して死出の旅に出なければなりません。

 これが命の厳然とした真実なのです。

 では、どのようにしたら、できるだけ悔いの少ないお別れができるでしょうか?

 私事ですが、先月、私の実父がお浄土へ旅立ちました。宗教者として、また娘として肉身との別れは、哀しい、寂しいのはもちろんですが、それ以上にさまざまなことを考えさせられました。まだ、何一つ整理はできていませんが、その経験を通して私が今、考えていることをお話ししながら、御一緒に「悔いの少ないお別れ」について考えてみましょう。

◎慈雲寺へのアクセス

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◎今日の写真は三井寺で見た菖蒲です。