慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

9月の慈雲寺の行事予定

 9月になりました。日中は相変わらず暑いですが、早朝は心地よい涼しさの日が多くなってきましたね。

 さて、9月の行事予定です。慈雲寺の行事は、特別な場合を除いて、全て無料です。仏様やご先祖へのご供養、お寺の維持などのため、お気持ちをご喜捨いただければありがたく存じます。

 慈雲寺は皆さんのお寺です。お宗旨に関わらず、どなたでも歓迎いたしますので、どの行事もお気軽にご参加ください。

 

9月8日(旧暦の7月24日)地蔵盆

 慈雲寺周辺では、地蔵盆は8月24日と思っていらっしゃる方が多いのですが、実は旧暦(太陰暦)の7月24日が正式な日にちです。慈雲寺では、できるだけ旧暦にあわせて行事をしたいと考えています。

 今年は9月8日が旧暦の7月24日です。お地蔵様の御縁日に、ぜひお参り下さい。

この日は本堂の左手奥に、日頃は秘仏となっている地蔵菩薩さまを御開帳いたします。

10時から短い法要をして、お地蔵さまのお話をいたしますが、御開帳は全日、いつでもお参りいただけます。

 また、慈雲寺の駐車場にある地蔵堂は、江戸時代からこの周辺で大切にされてきたお地蔵さまです。こちらもぜひお参り下さい。

 

9月17日10時より 尼僧と学ぶやさしい仏教講座

 テーマ:『二河白道図』の絵解き説教

 「二河白道」は中国で浄土教の教えを確立した善導大師が、念仏者の信仰を説いた譬喩です。これを絵にしたものを絵解きするお説教は、長い伝統を持つ浄土教の布教方法です。

 

9月20日 10時より お彼岸の合同法要

 お彼岸の入りの日にご一緒にご先祖のご供養をいたしましょう。お宗旨にかかわらず、どなたでもお気軽にご参列ください。戒名を書いたものをご持参いただければ、個別にもご供養いたします。

 

★お彼岸の期間中、墓地やご家庭の仏壇での読経をご希望の方は慈雲寺(℡052-621-4045)までご相談ください。

9月29日 夜7時半より 満月写経の会

 お月見を兼ねた写経の会です。『般若心経』の内容についても、少しずつ学んでいきます。写経に必要な用具は揃っています。初心者の方もお気軽にご参加ください。

 

◎慈雲寺へのアクセス

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。

 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側に接骨院があり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。接骨院の右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。

 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm