慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、10月29日(日曜)10時より行います。テーマは「末法の時代に生きる」です。どなたでもお気軽にご参加ください。

アレクシーと一緒に生垣の剪定

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 今、外は激しい雨が降っています。いよいよ本格的な梅雨入りのようです。でも、今日の午前中はお散歩日和でした。日差しも強くなく、涼しい風が吹いていましたから・・・昨日お話しした、私が子守をしていたMさんは、今朝早く東京へ向かいました。Mさんと一緒に日本を旅していたのはアレクシーさんです。彼女はもう少し慈雲寺にゆっくりしたいとのことで、午前中は私と桶狭間のお散歩をしたりして過ごしました。

 「泊めていただいたお礼に何かお手伝いします。」と言ってくれたので、一緒にお寺の入口の生垣の剪定をすることにしました。アレクシーは『赤毛のアン』の著者が学んだことでも知られている、ハリファックスの名門ダウハウジー大学の学生です。モンゴメリーが下宿していたアパートのすぐ近くに住んでいるそうです。

 彼女が住んでいるマンションは、親が買ってくれたものだそうですから、たぶんかなりお金持ちの家に育ったようですが、夏の間はいつもアルバイトをして学費を稼ぎます。カナダでは、学生に夏休みの仕事を与える会社には補助金の出る制度があります。たいした額ではありませんが、会社は学生の雇用に前向きになるし、比較的良い給料も払えるという良い制度です。

 カナダの学生は長い夏休みの間に、少し重労働(たとえば山で植林をするとか)をして学費を稼ぐ人が多いのです。アレクシーや市役所の公園課に雇われて、公園の管理のアルバイトをしたそうです。それで、藪の剪定はお手の物。短い間に生垣はすっかり綺麗になりました。

 アレクシーは英国系とスコットランド系のカナダ人。家庭ではカトリックの信者ですが、個人的にはキリスト教から少し距離を置いて、他の宗教にも興味が出てきたそうで。私の本棚から英語で書かれた仏教の入門書を熱心に読んでいました。

 生垣の剪定が始まると、お寺で熱心に働く外国人が珍しいのか、道を通る人が声をかけていきます。「日本語はわかりませ~~ん」と言っても、どんどん話しかけてくる人がいたりして、アレクシーも楽しそうでした。

◎今日の写真は、アメリカのデンバーの博物館で見たキルトです。とても大きな作品で、いろいろなメッセージが縫いこまれていました。