今朝の中日新聞に「松坂にニホンオオカミ?」という見出しの記事が出ていました。110年前に絶滅したとされていたニホンオオカミが、もしかしたら生き残っていたかもしれないというのです。ツチノコよりも可能性ありそう?!
私はオオカミが大好きです。動物園でもオオカミは見逃しません。カナダにはオオカミが生息していますから、何度か野生のオオカミを見かけたこともあります。北極圏に車で入れる唯一の道路と言われる、カナダ・ユーコン準州のデンプスター・ハイウエイでは、まっすぐな道をとぼとぼと歩くオオカミを見かけて、おもわず車から降りてしまったこともあります。オオカミは一瞬私たちの方を振り返っただけで、ハイウエイをそのまますたすたと歩いて行ってしまいました・・
ニホンオオカミが神の使いとして畏れられていたという伝説も興味深いですね。ロンドンの大英博物館に行った時に、最後に捕獲されたニホンオオカミのはく製があると聞いていて、なんとか探したかったのですが、残念ながら探すことができませんでした。
ニホンオオカミの特徴が「足が短いが、走る速度は速い」というのは、ちょっと笑えますね。ひっそりと生き残っているなら、やたらに探し出されないほうが幸せかも?でも保護して増やしてほしい気持ちもするけれど・・・・
オオカミは森の王。野生動物が豊かな自然の中で生きて行かれる状況を大切にしたいものです。野生動物が豊かな国土は、人間にとっても良い環境だと思うからです。
◎今日の写真は、カナダ・オンタリオ州の先住民がハリネズミの針を使って作ったバスケットです。オンタリオ州にも野生のオオカミが生息しており、大切に保護されています。