慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

慈雲寺にも仏舎利がある?!(成道会のお知らせと慈雲寺へのアクセス)

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 上の写真は、名古屋市にある日泰寺仏舎利塔です。お釈迦様の御真骨を祀っていると主張する寺院や仏教系の新宗教は日本にいくつもありますが、学術的に最も信頼性が高いと考えられている仏舎利は、この日泰寺にあります。

 明治33年(1900)、タイの王様から日本へ仏舎利が贈られてきました。日本の仏教界は共同でこの日泰寺を建立し、超宗派で仏舎利を祀ることにしたのです。今も、日泰寺の住職は曹洞宗西山浄土宗など19の宗派の管長や法主が、三年交代で務めています。

 

 さて、江戸時代には、仏舎利信仰が非常に盛り上がり、各地に「仏舎利」と称されるものが祀られるようになりました。実は、慈雲寺にも可愛らしい舎利器に入った小さな「骨」のようなものがあります。

 先日、お寺を見学にきたご近所の小学生に見せたら、「僕は本物だと思います!」と感想文に書いてくれましたよ。

 

 12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日、成道会です。慈雲寺では10時から短い法要をし、お釈迦様の御遺徳をしのんでお話をさせていただこうと思います。

 その時に、「仏舎利」も近くで拝んでいただきますので、ぜひご縁を結んでください。

 ◎慈雲寺への交通アクセス


 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。近くの有松ジャンボリーSCに大きな駐車場があり、無料で駐車できます。そこからお寺まで、北へ徒歩5分。
 ★鉄道、バスのアクセス
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分に鳴子北駅からバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約50分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発と10時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません”