慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

「悪口」が自分の口から出ると、自身が傷つく

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 お腹の状況は少しずつ少しずつ快方に向かっています・・・と、油断してチーズトーストを食べてみたら・・・ああ哀しい。

 「チーズはだめだなぁ。脂肪分はなかなか消化しにくいからね。」とお医者様に笑われました。脂肪は消化しにくい・・・なら、なんでどんどん身に付く?と疑問でしたが。

 さて、昨夜『浄土三部経』の続きを書こうと思っていたら、友人の僧侶から電話。最初は簡単な業務連絡でしたが、ついそこからある方の話になりました。話をすすめるうちに、するすると私の口からその方の悪口が出てきました。僧侶は他人の悪口を言ったり無暗に批判したりすることはすべきではありません。ここでも何回も書きましたが、悪口を言ったり、憎しみを言葉にすれば、傷つき、汚れるのは言った本人だけです。

 電話を切ってから、本当にげんなり・・・・今朝になっても気持ちが晴れません。問題があるなら、その人と係らないように、静かに離れれば良いことでした。昨夜の電話の相手の耳も汚してしまいました。申し訳ないことです。

 お腹も心も落ち着くまで、今日も蟄居しましょう。

◎今日の写真は岐阜市で見たお店ののれんです。