慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

「終活」についてお話する機会をいただきました。

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ベナレスの街角で見た、神様への供物用の蝋燭屋さん。これをガンジス川に流します。とても哀れで美しい灯りです。

 昨夜は久しぶりにエアコン無しでぐっすり眠ることができました。体調は良好。やはり睡眠こそが全ての元気の源ですね。

 今朝もとても涼しくて、張り切って裏庭の草刈。裏門の周辺の整理と、ちょっと頑張りました!防虫スプレーも防虫ネットの上着も着ていたのですが、虫の方も必死とみえて、けっこう刺された。庭仕事には夢があるのですが、虫との闘いをどうするかが問題です。

 

 さて、このブログでも何回か取り上げましたし、数ヶ月前には、慈雲寺で毎月行っている講座のテーマとしてとりあげたのが「終活」のことです。

 就職活動を就活というのは知っていましたが、婚活とか妊活とか知らない間にずいぶん増えていました。そして「終活」。

 生老病死の問題から目を逸らさない・・・というのが仏教の基本ですから、もちろん「終活」には僧侶としても、自分自身の問題としても興味深々です。

 女性のヌード写真が毎号たっぷり掲載されるあの!週刊ポスト週刊現代も、最近は「理想の最後」とか「いくらあれば『いい施設』で死ねるのか?」なんて特集を毎号、毎号、えんえんとやっています。

 

 しかし、なんだか変・・・・お値打ちな葬儀、施設、お墓の始末・・・それだけが「終活」ですか? あ、最近の週刊ポスト増刊号には、「本気で考えてみた『あの世』の大研究」って記事がありました。「大研究」なんて銘打っている割に、ページは6ページでしたが・・・その特集のサブタイトルは「死後の世界がわかれば生きるのも辛くなくなる」・・・・う~ん・・・なんか変・・・

 

 というわけで、いろいろ考えたり、本や記事を読んだりしているのに気がついて下さった方が、このことについてお話する機会をくださいました。

9月30日午後1時から、名古屋市栄の中日文化センターで行います。

タイトルは「<死>から学ぶ生き方  本当の終活とは」です。

  ご興味を持って下さった方がありましたら、栄・中日文化センター 電話0120-53-8164 までお問い合わせください。

 

◎なお、10月からは鳴海の駅前にある中日文化センターの分校で、3回にわたって、「<死>から学ぶ生き方」についてお話します。こちらは、「終活」よりも、より広い視点で仏教徒としての生き方の基本についてお話したいと思います。

 鳴海校の電話は0120-53-8763です。

 サイトに内容の説明が掲載されています。鳴海中日文化センター (chunichi-culture.com)