慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

大好きだった郵便局が大変身していました!

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 私はほんの短い間ですが、「大手町のOL」だった時代があります。OLなんて言葉は、とっくの昔に死語かもしれませんね?でも、半世紀前(ひぇ~~~)は、「大手町のOL」はちょっとしたステータスだったのです。ま、そう思っていたのは、大手町で働いていた私たちだけかもしれませんが・・・

 私はさまざまな面でOLとして、ほぼ無能に近かったと思います。あの当時の上司や同僚には、本当に申し訳なく思っているほどです。しかし、外にお使いに行くのは大得意で、どこへでも気軽に早足で出かけていきました。

 最も好きなお使い先は、東京駅前の中央郵便局です。本当は大手町にも大きな郵便局がありましたから、何もわざわざ東京駅まで行かなくても良いのですが、お昼の休憩時間を使ってでも、このレトロな雰囲気の郵便局に行くのが大好き。東京駅の中を通るのも大好きでした。

 先日、名古屋で急ぎの封書をポストに入れ忘れ、新幹線を降りてから慌てて、駅前の懐かしい中央郵便局へ行ってみました。

 おおおお!外観はあまり変わっていないのに、中はすっかり別の建物に変身していました。中央の巨大な吹き抜けには、雪に覆われた巨大なツリーが立っていました。

 桶狭間での暮らしは、幸せなものですが、たまには都会に出て、こんな「別世界」に立ってみたいと心から思いました。空からゆきが降っているようなライティングも素敵。

 大手町や丸の内で過ごした数年がとても懐かしく思えました。