昨年に続き、「起こしもの」をお供えに来て下さった方がいます。
ご近所のパン屋さんに「パン屋のおこしもの」と書かれた御餅のようなものが並べられていたときは、「何だろう?」と興味津々。
ネットで検索してみたら、どうやら愛知県独自の桃の節句のお供えらしい。お米の粉を練って、花や松などの縁起物の型に入れ、それを「取り出す(おこす)」ところから「おこしもの」の名前になったとか。
可愛らしい色が散らしてあるのも良い。ご近所のシニアの方が若い人たちに伝統を伝えているそうです。それをおすそ分けしてくださったというわけ。
さっそく仏様にお供えしましたが、柔らかいうちに食べるのがお約束のようなので、すぐにおさがりをいただきました。
なんだか、ご近所のメンバーに入れていただいた気がして嬉しいです。
桃の節句が来れば、もう春ですね。
◎今日の写真は枚方市の片埜神社の梅です。