慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山光明寺は、京都府の長岡京市にあります。ここ10年ほどは、紅葉の美しさで東京周辺からもたくさんの観光客が訪れるようになりました。普段は入山料などもなく、誰でも静かに法然上人の御本廟を仰ぐことができる境内ですが、この時期だけは参道は人でいっぱいになります。
普段は一般の方は入れない書院や庭園なども公開されています。
上の写真は去年のものですが、もうそろそろ紅葉もピークとなっているでしょう。
さて、先日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」には、数十名の方がおいで下さいました。毎月来て下さるかたも多く、今回初めてというかたも5人ほど。ありがたいことでした。しかし、まだまだ私の方の準備は十分ではなく、今月も反省しきりです。
さて、来月は年の終わりということもあり、仏教やお寺のしきたりなどについて、あらためてご一緒に考えてみたいと思います。もちろん、宗派や地方でしきたりはずいぶん違うことでしょうが、共通する基本的なことをおさらいしてみましょう。