慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

今年の勝利者はカラスのエンドウ

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ネットからお借りしたカラスのエンドウの写真です。

 

 慈雲寺の裏手には20坪ほどの空き地があります。将来はイングリッシュガーデン風の庭園にしたいというのが、私の野望ですが、毎年、アッと言う間に雑草に覆い尽くされて挫折してしまいます。

 ここ数年、気がついたのは、年によって空き地を多い尽くす草の種類が違うこと。今年の勝利者はどうやらカラスのエンドウ(カラスエンドウ)のようです。一つの種類がはびこると、他の種類は影を潜めてしまいます。去年はイネ科の植物が勝利者でしたが、今年はほとんど出てきません。不思議・・・

 カラスのエンドウの正式な和名はヤハズエンドウで、原産地は地中海周辺だそうです。もともとは食用に栽培されていたもので、食用にもなるらしい。

 花はピンクの愛らしいもので、えんどう豆のような実もなります。成熟前の豆ならサヤごと食べられるそうですので、チャレンジしてみましょうか?

 

  草引きは、寺院関係者にとっては毎年頭の痛い問題です。雑草一つ無く美しく整得られた境内こそ、「お寺の庭らしい」と感じる方が多いようですから、春の訪れとともに、毎日草引きに励まなくてはいけません。

 しかし、カラスのエンドウもそうですが、雑草も可愛いらしい花を咲かせるものが多くて困ります。懸命に咲いている花を人間の都合でどんどん引き抜いていいのかなぁ・・・と怠け者の私は弁解したくなります。

 ま、表から見えない裏庭のカラスのエンドウには、思いきり咲いてもらいましょう。