慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ご心配おかけしました。生きてます。『選択集』ですっかり消耗してました。

ブログ更新が長い間滞っていたからなのか、「生きてるか~~?」というメールやお電話をいただいてしまいました。 ご心配をおかけして申し訳ありません。身体的にはまあまあの状態ですが、気力が少々くたびれ気味でした。 実は先日、東海地方の西山浄土宗の…

「怒らないことによって怒りにうち勝て」(ダンマパタ225)Part 1

上の写真は奈良の国立博物館で出会った仁王様です。このお顔は憤怒の形相なのでしょうか?何を怒っておいでなのでしょう? このところ、鳴海の駅前にある中日文化センターで仏教の入門講座を担当させていただいています。月一回の講義ですが、私のような怠け…

「針子」の命を守るには?!

「針子」とは、生まれてから0~2週間ほどのメダカの稚魚のことです。上の写真はネットからお借りした針子の写真です。哀れを感じさせるほど弱弱しくて、愛らしい姿です。 慈雲寺には、大きな土管を利用したメダカの家があります。今年は越冬がうまくいかず…

子安弘法講の集いが楽しかった!!

©香園寺 上の写真は四国八十八カ所霊場の61番札所、香園寺にある子安弘法さまのお像です。弘法大師はこの寺に滞在し、安産、子育て、女人往生の秘法を伝えたと言われています。全国各地に、この子供を抱いた大師のお像を守る「講」が存在します。 桶狭間に…

「お身拭い」ってなんですか?

裏庭で迫りくる雑草のジャングルにもめげずに咲いた芍薬です。 さて、「5月9日と10日にお身拭いをいたします」と前回のブログでご報告したところ、「お身拭いってなんですか?」というご質問をいただきました。 お身拭いとは、一年に一度、御本尊を白い布…

弘法大師の御正当日にお身拭いを体験してください

上の写真は、慈雲寺に祀られている弘法大師の御像です。 慈雲寺は、住所としては名古屋市の中にありますが、文化的にはお大師信仰の篤い知多半島の文化圏に属しています。それで、お大師さまをお護りさせていただいているのです。 慈雲寺のお大師さまは、肌…

遅くなりましたが、5月の慈雲寺の行事予定です。

自称イングリッシュガーデン、現実は雑草に侵略されてギブアップ状態の裏庭にアイリスがびっくりするほどたくさん咲きました。とても美しいパープル。花の期間も長く、毎朝嬉しくてニコニコしてしまいます。その間にも雑草はたくましく育ち続けているのです…