慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

弘法大師の御正当日にお身拭いを体験してください

 上の写真は、慈雲寺に祀られている弘法大師の御像です。

 慈雲寺は、住所としては名古屋市の中にありますが、文化的にはお大師信仰の篤い知多半島の文化圏に属しています。それで、お大師さまをお護りさせていただいているのです。

 慈雲寺のお大師さまは、肌もつやつやで、瞳もキラキラ・・・とても珍しい若々しいお姿です。美肌にご利益がある「美肌弘法さん」として知られています。

 

 弘法大師は今も高野山奥の院で深い禅定に入られたまま生きておられると信じられています。禅定に入られたのは旧暦(太陰暦)の3月21日です。この日を御正当日とし、お大師さまと深いご縁を結ぶことができる特別な日とされています。

 慈雲寺では、この御正当日とその前日に、お大師さまの御像を下に下ろし、みなさんと一緒にお身拭いをしたいとおもいます。

 

 今年の御正当日は5月10日です。この日は全日、いつでも本堂に上がり、お身拭いを体験していただけます。

 その前日の9日の10時には、お像を下におろし、短い法要を行い、お大師さまのお話も少しいたします。

 どなたでも、歓迎いたしますので、お気軽にお身拭いを体験し、お大師様とのご縁を深めて下さい。特に、体に不調のある方は、その部分のお身拭いを丁寧になさることをおすすめします。

 もし体調が悪いなどでお参りができない方は、その方が日常使っているハンカチなどを代理の方にもたせ、お身拭いをしてもらってください。

慈雲寺へのアクセス

 お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。

 バスは、大高駅南大高駅、有松駅、鳴子北駅などからバスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで2分ほど歩いてください。交差点南東側に接骨院があり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。接骨院の右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。

 なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm