先日、ご近所の小学校の生徒が慈雲寺に社会科見学に来てくれました。地域の会社やお店などを見学するカリキュラムの一つのようです。
10人ほどの生徒は小学校の二年生。なかなか微妙な年齢です。中学生ぐらいだったら、神社と寺院の違い、神様と仏様の違いなどについて、神仏混交や廃仏毀釈の話などを使って、面白くお話しできる自信がある(???)のですが、二年生では・・・
でも、子供たちの質問はどれも私にとって「改めて考えてみる」良いきっかけになるものばかりでした。特に、神社と寺院の違いについては、11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマにしようとおもっているほどです。良い質問ですよね。
子供たちはお経を聞いてもらい、焼香も体験してもらいました。ふざけたり、騒いだりする子は皆無で、興味深そうにしてくれた子が多くて、私も楽しかったです。もっとも、「僕はマクドナルドに見学を希望していたけど、人数が多くてじゃんけんで負けたので、ここに来ました。」と、正直に話してくれた子もいました。
いやいや、じゃんけんに負けたというのが、縁になったのですよね。善きかな、善きかな・・・仏様が呼んでくれたのですよ。
呼んでくれたと言えば、その子供たちの中に、なんとも不思議な雰囲気の子供がいました。ダライラマの転生の話ではないけれど、なんだか「あなた、前世は徳を積んだお坊様だったのではありませんか?」と聞きたくなるような子供でした。
う~~ん・・・あんな子が慈雲寺を継いでくれるといいのに!(けっこう本気!)
その子供の不思議な行動については、次回のブログをお楽しみに!