慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

二月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

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 旧暦の二月十五日はお釈迦さまが入滅なさった「涅槃会」です。お釈迦様の最晩年の様子は『遊行経』や『涅槃経』に詳しく説かれています。

 お釈迦さまは、当時としてはとても長命の80歳になられていました。自らの老いや近づいている肉体の死に対して、お釈迦さまはどう向き合われていたのでしょうか?

 お釈迦さまが、けして「超人的」な存在ではなく、私たちと同じように老い老いた肉体を持ち、やがて静かに入滅したということは、仏教の教えの非常に大切な要素です。

 お釈迦さまは、ご自分の体が「まるで馬車小屋の隅に打ち捨てられた古い馬車のような」とおっしゃっていますが、それを嘆いたり、愚痴を言ったりするわけではありません。肉体は衰えても、真理を知った心は老いないからです。

 お釈迦さまは、なくなる直前まで、自然の美しさ、人々の心のやさしさに深く感動しています。感性はけして柔軟性を失わなかったのです。

 お釈迦さまが、どのように自らの老いと向き合ったのか、御一緒に考えてみましょう。

「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は2月25日10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

◎慈雲寺への交通アクセス

 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えますので、右手の細い坂道を上がってください。