慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

蟹江へお説教に行って来ました。

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 新緑がきれいですね。10日は蟹江にあるお寺の御忌会に説教師として呼んでいただきました。今回で三年連続です。私のように、まだまだ新米の説教師にとっては、三回も連続して同じお寺に呼んでいただくのは、なかなかチャレンジングな体験です。

 法然上人の代表的なお言葉を選んで、その解説(というような深いお話しができるわけではないのですが・・・)をしながら、法然源空上人(法然上人)という方が、いったい、「人間というものをどういう存在だと思っておられたのか」ということをテーマにさせていただきました。

 もっと、もっとしっかり準備しなければならなかったと反省しきりです。去年の日記にも同じようなことが書いてあって、我ながら情けなく思いました。

 しかし、聞いてくださる方々はみなさん、とても優しく、しっかり耳を傾けてくださいました。嬉しい・・・

 このお寺では、御忌の法要の時、春らしいとても美味しいお弁当がふるまわれます。京都の料亭の特製弁当!いかにも京都らしい、味付けで、しつらえも盛り合わせ方も春らしくて・・・私のお説教では、お弁当に負けてしまったかも???

 終わってみると、楽しい思いばかりでしたが、やはりかなり緊張していたようで、昨日は帰山してすぐにバタリ・・・今日もなんだか一日ぼんやりとしていました。

◎今日の写真は、慈雲寺の属する浄土宗西山派西山浄土宗)の総本山光明寺の参道です。秋になると紅葉のトンネルになるのですが、私は青葉の頃も大好きです。