中日新聞では、毎週火曜日の文化欄で、宗教関係の勉強会や座禅会の告知が掲載されます。慈雲寺の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせもスペースがあれば掲載して下さいます。
新型コロナの流行が深刻化してから、どの宗派でもほとんどの行事を中止していましたので、その告知欄には宗教関連の書籍の紹介が掲載されていました。
しかし、6月に入って外出自粛要請が解除されると、この告知欄が復活。今のところ浄土真宗関係が主のようです。禅宗の座禅会は様子見でしょうか?奈良の薬師寺から僧侶の方が名古屋までおいでになる写経の会は、早々と秋まで中止を決めていますから、それぞれまだ手探りのようです。
慈雲寺では、今月21日10時より「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を再開します。
しかし、新聞にも告知をせず、お寺の周辺にポスターも出していません。このブログの中だけでお知らせしています。ひっそりと再開です。
テーマは「不安と仏教」です。
私たちの命の危うさは、けしてコロナの問題だけのことではありません。私たちはいつでも老いや死と共にあるのです。そのことに、素直に、穏やかに、そして勇気をもって向かいあうのが仏教の智慧です。
命の危うさ、生活の危うさが引き起こす「不安」を仏教はどうとらえているのか、ご一緒に考えてみましょう。
◎慈雲寺へのアクセスは、慈雲寺のホームページ jiunji.weebly.com をご覧ください。
◎今日の写真は、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるサーモン氷河の氷の姿です。
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