慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」、こっそり・・・いや、ひっそりと再開します。

f:id:jiunji:20200617223526j:plain

 中日新聞では、毎週火曜日の文化欄で、宗教関係の勉強会や座禅会の告知が掲載されます。慈雲寺の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせもスペースがあれば掲載して下さいます。

 新型コロナの流行が深刻化してから、どの宗派でもほとんどの行事を中止していましたので、その告知欄には宗教関連の書籍の紹介が掲載されていました。

 しかし、6月に入って外出自粛要請が解除されると、この告知欄が復活。今のところ浄土真宗関係が主のようです。禅宗の座禅会は様子見でしょうか?奈良の薬師寺から僧侶の方が名古屋までおいでになる写経の会は、早々と秋まで中止を決めていますから、それぞれまだ手探りのようです。

 

 慈雲寺では、今月21日10時より「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を再開します。

 しかし、新聞にも告知をせず、お寺の周辺にポスターも出していません。このブログの中だけでお知らせしています。ひっそりと再開です。

 

 テーマは「不安と仏教」です。

 私たちの命の危うさは、けしてコロナの問題だけのことではありません。私たちはいつでも老いや死と共にあるのです。そのことに、素直に、穏やかに、そして勇気をもって向かいあうのが仏教の智慧です。

 命の危うさ、生活の危うさが引き起こす「不安」を仏教はどうとらえているのか、ご一緒に考えてみましょう。

◎慈雲寺へのアクセスは、慈雲寺のホームページ  jiunji.weebly.com をご覧ください。

 

◎今日の写真は、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるサーモン氷河の氷の姿です。