慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

三月の慈雲寺 催しと彼岸法要のお知らせ

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 三月になりました。盆梅はすでに盛りを過ぎています。白梅は今が満開。紅梅もあと数日で開花するでしょう。今日は一日中、温かで春近しという感じでした。

 さて、三月の慈雲寺の催しとお彼岸の法要のお知らせです。

 

1)お雛祭りは旧暦で

今朝、お月参りにいったお宅の桃はまだ当分咲きそうにありません。せっかくの「桃の節句」ですから、旧暦で季節感に矛盾がないように寿ぎたいと思います。旧暦の3月3日は、今年は太陽暦の4月7日にあたります。どうぞお楽しみに。

2)3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時から行います。

 今月のテーマは「お釈迦様も"終活”をした?!」です。

 お釈迦様は旧暦の2月15日(新暦では今年3月21日)に入滅なさったと言われています。お釈迦様は80歳。当時としては異例と言ってよいほどの長命でした。御生涯の間に、お釈迦様の弟子たちは何千人もに増え、大きな教団になっていました。しかし、お釈迦様は弟子を一人だけ連れて、生涯最後の旅に出たのです。お釈迦様の最晩年の暮らしぶり、生き方をご一緒に学んでみましょう。

 慈雲寺の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、講座という名前がついていますが、どなたでもお気軽に参加していただけます。

3)3月18日10時より 春彼岸の合同法要

 お彼岸は、春分の日を中心に前後三日間ずつ、合計一週間にわたって、仏教徒としての生き方、暮らし方を見直し、ご先祖への感謝を深める大切な宗教行事です。

 慈雲寺は浄土宗の西山派(西山浄土宗)に属していますが、どなたでもお気軽に集っていただける「みんなのお寺」です。

 ご一緒にご先祖に感謝し、仏さま、菩薩さまのお慈悲を喜びましょう。どなたでも歓迎いたしますので、ぜひご参列ください。

 

◎18日の午後と19日全日、ご希望の方には本堂もしくはお墓での読経をいたします。お気軽にお声がけ下さい。

 

4)今月の満月写経の会はお休みです。

 慈雲寺では、毎月満月の夜、7時半より、お月見を兼ねた写経の会を行っています。筆ペンを使って、気軽に誰でも参加していただけます。

 申し訳ありませんが、今月は都合により写経会はお休みさせていただきます。

 しかし、本堂にはいつでも気軽に写経をしていただけるように用意がしてありますので、本堂が開いている時は、どうぞご自由に自分のペースで写経や写仏を行って下さい。

◎今日の写真は、「二河白道図」と呼ばれる絵です。苦しみ多い此岸(娑婆)から、阿弥陀さまのおられる彼岸(極楽)へ、私たちが迎え取られていくようすが描かれています。