昨日(4月29日)の中日新聞に、慈雲寺の住職に赴任してから今までに自分やお寺に起きたことなどを書いた文章を掲載していただきました。(東京新聞には5月3日と10日に掲載されます)。なんとも取り留めののない文章で恥ずかしいばかりなのですが、「新聞を読みました」とお寺に電話をして下さる方が何人もいらっしゃいました。今朝になっても、「今日、そちらへお参りに行っても良いですか?」というお電話をいただいたほどです。
どんなきっかけでも、慈雲寺にご縁を結んで下さる方が増えるのはありがたいことです。また、これをきっかけに、慈雲寺に限らず、「ご近所のお寺にお参りしてみようか・・・」と思って下さる方が増えたら、なおさらに嬉しいことです。
お寺はご先祖を御供養させていただくという大切な役割がありますが、それ以上に、生きている人々の心の悩みを癒し、問題に取り組む勇気と慈しみを養う場所です。
新型コロナの問題が広がるなかで、目を背けていたり、先送りにしていた問題と嫌でも向き合わなければならなくなっている人も多いことでしょう。
こんな時は、ご近所の静かなお寺や神社に行ってみませんか?あまり人けのないところが良いですね。静かに手を合わせれば、自然に呼吸が柔らかになってきます。
私は僧侶として何ともポンコツですので、「正しい道」を指し示すことはできませんが、ご一緒に阿弥陀さまに祈ることはできます。お話をうかがう耳ももっています。どうぞ、どのようなご相談でも、ご遠慮なくお声がけ下さい。
◎慈雲寺では毎朝、7時半から『般若心経』の読誦を中心にした短い(15分ほど)法要を行っています。入退室は自由ですし、どなたでも歓迎です。
本堂の扉を大きく開け放っていますので、暖かな服装でおいでください。マスクもお忘れなく。
御経巻の共有も避けたいと思いますので、ご自分の『般若心経』をご持参ください。お持ちでない方には、古いものですが、ご用意してあります。