慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

慈雲寺と中日文化センターでの行事のお知らせ(2022年1月)

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真冬でも美しい花壇を楽しめる鶴舞公園

 

 今日は今年初の法事がありました。お正月に法事や月参りというのは合わないと考える方もあるようですが、私は親族がたくさん集まるお正月こそ、祖先を思い、供養をする良い機会だと思っています。慈雲寺のお墓にも、きれいな花が供えられ、家族でお参りにいらっしゃる方がたくさんいました。とても心温まる姿でした。

 

 さて、一月に慈雲寺や中日文化センターで行う講座などの行事のお知らせです。

 

1)1月9日(毎月第二日曜)13時30分より 鳴海駅前の中日文化センターにて   「尼僧と学ぶやさしい仏教入門講座」

今期のテーマは 「『般若心経』を現代語訳で学ぶ」です。

 

慈雲寺での法話の会は、毎回身近な話題を取り上げてお話していますが、中日文化センターでは、もう少し時間をかけて一つのテーマを掘り下げたお話をしています。今期は、宗派にかかわらず、多くの方が読誦している『般若心経』を取り上げます。

 心経は300字ほどの短いお経ですが、大乗仏教の最も特徴的な教えが凝縮されたものと言って良いでしょう。一方、空海のように、心経全体が真言であるという見方もあります。心経の歴史をたどり、多くの現代語訳を比べながら、理解を深めていきましょう。

 受講の申し込みやお問い合わせは電話0120-538-763へ

2)  1月16日 10時より 慈雲寺本堂にて

 「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」

 今月は、先月に続き、『維摩経』に説かれた「煩悩の手放し方」についてお話します。このお経には在家の仏教者が、お釈迦様の弟子たちにさまざまな質問をしていく、なかなかおもしろいお話が説かれています。

 「講座」というタイトルはついていますが、どなたでもわかりやすいお話を心がけています。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

 

3)1月18日 「満月写経の会」 夜7時半より 慈雲寺本堂にて

 慈雲寺では、毎月の満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を催しています。必要な道具は揃っていますので、初心者の方もお気軽にご参加ください。

 7時半から、ご一緒に『般若心経』を読誦し、毎月少しずつ内容についても学んでいきます。

 

4)1月21日 「初弘法」と四国八十八カ所のお砂踏み 慈雲寺本堂にて

初弘法の短い法要は10時より。お砂踏みは全日いつでもお参りいただけます。

 慈雲寺には、珍しい若々しいお姿の弘法大師のお像が祀られています。お肌もツルツルで、玉眼の入った瞳もキラキラです。美肌に関するお悩みに御利益があるかも?

 21日は弘法大師のご縁日です。10時から短い法要を行い、御大師様のお話を少しいたします。お砂踏みは、四国の霊場から集めたお砂を踏んで、ミニ巡礼を体験していただけます。一日で、四国を巡ったのと同じ功徳があると言われています。

 

◎慈雲寺へのアクセス情報や周辺の地図は慈雲寺のホームページ jiunji.weebly.com

の CONTACT のページをご覧下さい。

◎慈雲寺での行事は原則として無料です。ご先祖の供養やお寺の維持のために、お気持ちを御喜捨いただければ有り難く存じます。

◎慈雲寺はみなさんのお寺です。宗派にかかわらず、仏事やその他、どのようなご相談にも応じますので、お気軽にご連絡ください。電話052-621-4045