慈雲寺の周辺には、畑や果樹園で作物を作っている人がまたたくさんいます。家族で食べる分だけとか、販売は農協の朝市や自宅の前の無人スタンドでだけ・・・という規模の方が多いようですが。
それぞれの作物の「初物はお供え」と、お寺に持ってきてくださる方や、旬のときに「今が一番おいしいから!」と持ってきてくださる方もいます。
昨日は「ゴーヤがちょっと採れすぎたから、お参りに来る人たちに食べてもらってください。」と大きな箱いっぱいいただきました。
さっそく、いつも色々と助けて下さるかたがたに電話。箱に「お供えのおさがりです。ご自由にお持ちください」という張り紙もしました・
すると、「ゴーヤいただきますねぇ」という声が朝から!お庭に咲いていた花をどっさり抱えてきて下さいました。次はおいしいパン!そしてさらには鯖寿司まで・・・
わらしべ長者みたいですね。
先日は「親戚から、今年の新米が届いたので、庵主さんにもおすそわけ」と言って、新米をお供えしていただきました。
お米のお供えって・・・なんだか、本当に「村のお坊さん」の暮らしって感じですよね。不思議な幸せを感じます。
お彼岸に備えて、境内の草引きにもせいを出さなければいけません。今日は「雨が降ってきちゃったからぁ・・・」と怠けてしまったのですが。
私もゴーヤを使ってゴーヤチャンプルを作りましょうか。きっと元気がわいてくるはず!