慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内。1月のテーマは『維摩経』に学ぶ煩悩の手放し方です。

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 サザンカは、花の少ない冬に咲いてくれるありがたい花です。その鮮やかな色を眺めていると、心まで温かくなるきがします。

 

 今日は、廃仏毀釈についての講義を聴きに栄まで出かけていました。私は神仏習合という信仰形態にとても興味があり、その伝統を破壊した廃仏毀釈という蛮行にも興味があります。今日も「目から鱗だぁ!」と思うお話で、寒風の中出かけた甲斐がたっぷりありました。

 

 さて、慈雲寺では、毎月一回、本堂でお話の会を行っています。身近な話題を取り上げて、仏教のものの見方、考え方をご一緒に学んで行こうという試みです。

 今月は1月16日(日)10時から行います。テーマは、『 維摩経』というとてもユニークで親しみやすいお経についてです。

 『 維摩経』は、維摩居士という在家の仏教徒のおじさんと、お釈迦様の高弟との出会い、対話がテーマになっています。維摩居士は、修行の進んだお弟子さんたちに、遠慮無く厳しい問いかけをするので、お弟子たちからは煙たがられているようです。

 この対話のテーマの一つが「煩悩」。私たちを苦しめている煩悩をいかにして手放していくのか、維摩居士に聞いてみましょう。

 

 どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

 コロナ禍は、まだまだ続きそうですので、本堂は大きく開け放った状態でお話します。どうぞ暖かな服装でおいで下さい。ひざかけはご用意しますが、靴下カバーなどをご持参いただくと良いでしょう。

 慈雲寺周辺の地図や公共交通のアクセス情報は、慈雲寺のホームページ jiunji.weebly.comのCONTACTのページをご覧下さい。