今日の写真は日本で最も長い歴史をもつ寺院の一つ、飛鳥寺の御本尊釈迦如来像です。慈雲寺では、毎月「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。講座という名前がついていますが、誰にでも仏教に親しんでいただけるお話を心がけています。
今月は6月18日の10時より行います。テーマは「日本仏教の宗派入門」です。
奈良時代に日本に公式に伝えられた仏教は、その後さまざまに変化しながら続いています。もともと仏教は「対機説法」と言って、相手の能力や性格、環境などによって教えの説き方を変えるという方法で布教してきました。ですから、仏教の目指すもの、根本的なものの見方、その基盤となる「真理」が同じなら、その説き方は変化しても良いと考えます。
日本にはたくさんの伝統的な仏教宗派があり、仏の教えの説き方、修行のしかたはそれぞれ違います。その違いの基礎的な知識をお話したいと思います。
どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。
慈雲寺へのアクセス
お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。
バスは、大高駅、南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側に接骨院があり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。接骨院の右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。
なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm