
今日は広島に原子爆弾が投下されてから80年目です。上の写真は「ファットマン」と呼ばれる爆弾で、人類史上初の核爆弾実験に使われたものと同型のものです。
原爆が広島に投下された時間に、犠牲者の方々の追善供養をさせていただきました。名古屋は今日も朝から35度を超えていますが、あの日の広島はどんな天気だったのでしょうか?
私の父は広島県の出身です。父の生まれた町は山の中で、広島市からは遠く離れていますし、父自身は出征中でした。しかし、戦後しばらくして(父は抑留の経験があるので)故郷に帰って来た父は、そこで広島市から逃げて来た被爆者の方々に出会ったそうです。
町の人々は、その被爆者の方々を恐れ、遠ざけ、とても冷たい扱いだったことに、父は深いショックを受けたと話してくれてことがあります。
放射能の影響について深い知識が行き届いていた時代ではないので、被爆者の方が人々の無理解から来る差別や不当な扱いにさらされることがあったであろうとは、容易に想像できるでしょう。
私たちは世界で唯一の被爆国だということを忘れてはならないと思います。まるで他人事のように「核武装」を声高に語る人、とりわけ政治家にそのような人がいることをとても恐ろしく感じています。
私たち宗教者は、命の大切さ、もろさ、あやうさを語り続けるのが役割です。
今日は一日、静かに祈りたいと思っています。