鹿児島の火山のことも、選挙のことも気になって新聞をせっせと読んでいます。でも、今の悩みは蚊!
しばらく涼しい日が続いたので、もう蚊取り線香は仕舞ってもいいかな・・・と安心していました。殺生を禁じられている仏教の寺院で、盛大に「殺虫」するのは、なんだかねぇ・・・。人間を刺すのは妊娠しているメスの蚊だけだとか。子孫を残そうと必死なら、少しぐらいは血をわけてあげてもいいかなぁ・・・?
しかし、一昨日からの夏の戻りのような暑さ。蚊の方も冬に備えてもうひと頑張りするつもりだったようです。昨夜、夜中に何だかとても不快な気持ちで目が覚めたら、なんと10ヶ所以上も蚊に刺されていました。
私は「痒み」を我慢するのがとても苦手。しかもケロイド体質なので、蚊に刺されたところを掻き壊したりしたら、悲惨なことになってしまいます。目覚める直前、無意識のうちにかなり掻きむしっていたらしい・・・トホホ
しかも耳元には、ブーンという例の恐ろしい羽音が!年を取ったら、蚊の羽音は聞こえなくなるのではなかったですか?
この音に反応して、パチン!と殺生してしまうのでは情けなさすぎる。タイのお坊さんが、根気よく虫を優しく追い払っているのを見たことがあります。私もあんな風に蚊に寛容になれるといいのに・・・
でも、やっぱり痒いのはだめだぁぁぁ。
寝ぼけ眼で蚊取り線香に火をつけ、蚊に刺されたところには液体ムヒを何度も塗りこんで、また眠りに落ちました。
今朝、いつまでの本堂の扉が開かなかったのは、この蚊事件で寝坊してしまったからです。阿弥陀様ごめんなさい。
◎今日の写真は、カナダのニューファンドランド島でみた交通標識です。「野生のヘラジカに注意」という警告。ヘラジカは牛ぐらい大きいですから、衝突したら小さな車の方が大破してしまうかもしれません。昨夜の私も、こんな事故にあったみたいな気分でした。