慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

6月の「満月写経の会」は6月28日です。慈雲寺の写経は「ゆったりと自分の気持ちに向き合う」体験の場です。

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 慈雲寺では、毎月満月の夜に写経の会を行っています。写経の会はいろいろなお寺で催されていますが、慈雲寺の特徴は「ゆるやか」と「のほほん」です。

 お経は、全てお釈迦様の仏語ですから、精進潔斎してから筆をとり、一文字書くごとに三拝する・・・という厳しい態度で臨むのも良いでしょう。しかし、一つぐらい、のほほんと、お月見を兼ねて、ゆるやかな気持ちでお釈迦様の御言葉に向き合うお寺があっても良いのではと思いました。

 修行としての写経を目指している方には「緩すぎる!」と思われる方もあるかもしれませんが、無理をして写経するより、「今日はここまで」と自分で決めて、後はのんびりお月様を眺めても良いのではと思います。

 お茶をご用意しますから、お好きなお菓子持参も歓迎です。

 もし、一人でじっくり写経をしたい方は、慈雲寺の本堂にはいつでも写経をしていただける用意がありますので、お好きな時にご自分のペースでなさってください。

 6月28日は夜7時半から、御一緒に「般若心経」を読誦します。その後、毎月少しずつ、心経の内容についてもお話しいたします。何時から参加して下さっても結構です。

 初心者の方も、どなたでもお気軽にご参加ください。必要な道具も全て揃っていますが、筆ペンを使いますので、毛筆を使いたい方は、ご自分の道具をお持ち下さい。

 慈雲寺で行われる宗教行事は全て無料です。仏様やご先祖さまの御供養のため、寺院の維持のために、お気持ちを御喜捨いただければ有難く存じます。

◎今日は朝から「夏本番近し!」という感じの蒸し暑さですね。今日の写真は、涼しそうな雪山と満月です。インターネットの画像からお借りしました。