慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

四月の慈雲寺の催しのお知らせ

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 上の写真は昨日撮ったものです。慈雲寺から自転車で30分ほどのところにある瑞泉寺という歴史のある寺院です。先月、この前を通った時に見事な桜があったので、目を付けていました。しかし、ご覧のようにまだ五分咲き程度。枝垂れ桜はソメイヨシノより遅めと言われてはいますが、名古屋周辺は寒さの戻りが断続的に来ているので、もうしばらく桜を楽しめそうです。

 さて、住職はボンヤリしていても時の流れは止まりませんね。四月の行事のお知らせがまだでした。

 

1)4月14日(日)10時より

「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」

今月のテーマは「観音様ってどんなお方?」です。

 慈雲寺では、毎月、身近な話題をとりあげて仏教というものの考え方、人生のとらえかたなどをご一緒に学ぶ会をひらいています。「講座」という名前はついていますが、どなたでもお気軽にご参加いただけるお話です。

 お話の終了後は、ご一緒にお茶を飲みながら歓談する時間もあります。どなたでも歓迎いたします。

 今月は、西国三十三ヶ所観音霊場の巡礼をはじめ、私たちに最も身近な菩薩さまである観音菩薩のお話です。観音信仰の歴史や、多くの姿に化身される観音さまの慈悲などについてご一緒に学んでみましょう。

2)4月19日19時半より

「満月写経・写仏の会」

 毎月、満月の夜にお月見を兼ねた写経や写仏の会を行っています。写経は大切な修行の一つですが、慈雲寺の写経会は「気軽に、心穏やかに」が目標です。字の上手下手は問題ではありません。必要な道具も全て用意してありますので、どうぞお気軽にご参加ください。

 19時半より、ご一緒に『般若心経』を読経し、その内容についても毎月少しずつ学んでいきます。

3)4月25日10時より 

(お身拭いと四国八十八ヶ所お砂踏みは全日)

弘法大師の御正当日」 

 弘法大師さまは旧暦の3月21日に深い禅定お入りになったと伝えられています。真言宗系のお寺では、以来毎月21日を御縁日としています。

 慈雲寺は現在は名古屋市の中にありますが、歴史的には弘法大師信仰の盛んな知多半島の文化圏に位置しており、弘法大師像を本堂内にお祀りしています。

 毎年、御正当日には御大師さまの御像を檀から降ろし、みなさまにお身拭いをしていただいて、御大師さまとのご縁を深めていただいています。

 今年は4月25日が太陰暦(旧暦)の3月21日にあたりますので、ぜひお参りください。当日は四国八十八ヶ所霊場から集めた砂を踏んで一日巡礼も体験していただけます。お身拭いとお砂踏みは、本堂の開いている時間はいつでもお参りいただけます。

4)毎週土・日曜朝7時半より

「英会話早起き会」

 NHKの「基礎英語1」のテキストを使って、気軽に英会話を楽しんでみませんか?小学生からシニアの方まで、どなたでも歓迎します。

 

◎慈雲寺はみんなのお寺です。宗派に関係なくご先祖のご供養のご相談をはじめ、さまざまなご相談に応じますので、お気軽にお声がけ下さい。

 慈雲寺で行われる行事は、特別な場合をのぞいて全て無料です。お寺の維持や仏さま、ご先祖さまへのご供養のため、お気持ちをご喜捨いただければ幸いです。