今日は「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。過ごしやすい・・・というにはまだまだ暑い日でしたが、本堂の両側を開け放つと心地良い風が何度も通り過ぎていきました。
今月の話題は「戒名」についてですが、私の思いが十分に整理できていなくて、わかりにくかったかもしれません。反省・・・
さて、来月の講座は9月22日の日曜日に行います。お彼岸の最中ですので、「彼岸(お浄土)とはどんなところ?」をテーマにお話したいと思います。
彼岸・・・向こう岸にはいったい何があるのでしょう?お浄土というのはどういう所なのでしょう?
お浄土は一つではありません。ガンジス川の砂の数よりたくさんあるそうです。その中で、私のおすすめは「極楽」という浄土です。
私は浄土系の僧侶として、極楽のすばらしさ、美しさをみなさんにお伝えし、極楽へ迎え取っていただけることを楽しみにしてもらえるように布教していかなければなりません。極楽行を楽しみに、穏やかに暮らしていくのが、浄土教徒の生き方だと思います。
とは言っても・・・凡夫の悩みはつきないのですが。
◎今日の写真は奈良の薬師寺で見た美しい夏雲です。