先日、お盆のお参りにAさんのお宅に伺いました。すると、Aさんのお孫さんや曾孫さんたち、中学生から赤ちゃんまで10人ほどの子供たちが仏間に集まってきました。なんだかとても楽しそう。読経の間はおとなしく、みなニコニコしている様子です。
このお子さんたちを見ていたら、私も従弟に会いたくなりました。母方の叔父や叔母はとても仲が良く、みな東京に住んでいたので、私たち従弟も、まるで大家族の兄弟のように育ちました。一緒に海に行ったり、スキーに行ったり・・・今も、東京に住んでいる従弟が、一人暮らしの私の母の様子を時々見に行ってくれたりします。
父方の従弟たちは、関西に住んでいたので、それほど交流はありませんでしたが、夏休みには父の田舎に住んでいた祖母のところに集まるのが習慣になっていて、夏休みの思い出はたくさんあります。
その従妹たちも、進学や就職、結婚などで、昔ほど頻繁に会うことはなくなりました。しかし、最近は葬儀や法事で会うことが多くなり、また交流が復活しつつあります。
従弟は、疎遠になっていた友人との再会より、ずっと気軽に時間のへだたりを越えられます。それが親戚ということかもしれません。
もちろん、いとこ同士のお付き合いは、それぞれの親同士の関係、親と祖父母との関係に大きく影響されるでしょうから、一概には言えないでしょう。
しかし、私は人生の晩年にさしかかり、日本に戻ってきたことで、従弟や叔父伯母との交流が復活したことをとても嬉しく思っています。
葬儀や法事の功徳の一つといっても良いかもしれませんね。
◎今日の写真は、エクアドルで見た花です。