ご近所の桜は見ごろを迎えています。上の写真は、桶狭間の戦いのときに今川義元の首実検をした場所として知られる長福寺です。門前に見事に枝を広げた桜があります。チューリップも咲いていて、花盛りのお寺です。
さて、先日来、夕方になると中学生や小学生がお寺に来て茶話会をしています。慈雲寺の本堂の入り口にはお茶とお菓子が常備されているので、それを目当てにやってくるようです。
少々の小競り合いはあるようですが、おおむね仲良くお茶しています。
さて、先日、その小学生が長文の手紙を残しておいてくれました。お菓子とお茶のお礼でした。その中で、「この大きな神社をひとりで掃除するのは大変でしょう。いそがしいときは私たちをたよってください」と書いてありました。どうやら、お寺と神社の区別があきらかではないようですが・・・・ま、それは私たち宗教者の責任でしょう。毎年、近所の小学生が慈雲寺に社会見学に来るので、そのときに、もっとしっかり違いのお話をしようと思いました。でもなぁ・・・本当は「神仏習合」こそ、日本の伝統的宗教慣習なんだけどなぁ。
そして、「いそがしいときは私たちをたよってください。」というありがたい申し出です。小学生に「頼ってくれ」と言われる私って・・・よっぽど頼りない感じなのかなぁ?それとも「ゆきとどいてない」のが見え見え?それにしても、神社と寺院の区別をまだ知らない子供が「頼る」という言葉を知っているのに驚きました。本当に意味が解ってるのかなぁ??
ま、境内の雑草も元気に萌えだしていいるので、本当に頼ってみようかなぁともおもいます。